中学・高校に入ったら、好きな部活に入り、部活活動する人も多いでしょう。
ただ、部活メンバー全員と仲良くなれないケースもあるため、
部活活動しているけど、苦手な友達がいて、どう対応すればいいか分からない…。
このような悩みを持つ方も多いかもしれません。
そこで今回は、部活で気が合わない友達がいた時の対応策をご提案します。
私が過去に経験した実体験もあわせてご紹介しますので、参考にしていただけたら幸いです。
部活で気が合わない友達がいた時の5つの対応策
相性が良くない友達相手には、以下の対応策5つを検討してみてください。
- とにかく交流を避ける
- できるだけ嫌な顔をしない
- 他の部員(友達)と一緒に話す
- 先生に相談する
- 自分の気持ちを正直に話す
順番に説明していきます。
とにかく交流を避ける
気が合わない友達とは、できるだけ接しないことが一つの方法です。
部活で性格が合わない友達がいる場合、お互いに意識し合って雰囲気が良くない状態になる可能性があります。
そのような状態が続いてしまうと、複雑な人間関係を招くだけです。
なので、極力関わらず交流を避けるが最善策となります。
部活は、限られた時間内でしか行いません。
そのため、その時間の間だけ交流を避け続けるということは難しくないかもしれません。
ただし、完全に交流しないような状態にすると、部活全体の雰囲気が悪くなる可能性があります。
ですから、
- 部活内での会議
- 練習のコミュニケーション
などでは、最低限の交流だけはすることを心がけた方がいいかもしれません。
また、交流を避けることで時間が経過し、自分の感情も落ち着く可能性もあります。
できるだけ嫌な顔をしない
気が合わない友達の前では、嫌な表情は作らないようにした方がいいかもしれません。
気が合わない友達と会ってしまうと、
- 嫌な顔をしてしまう
- 冷たく接してしまう
といった対応をしがちです。
ですが、そのような対応をし続けてしまうと、その相手との関係がさらに悪化。
部活内の雰囲気にも影響を与えることになり、
「なんか○○さんの態度良くないなぁ…)」
と、他の部員からマイナスのイメージを持たれやすくなるかもしれません。
なので、できるだけ態度に出すべきではありません。
将来的には、苦手な人とも円滑に接する必要が出てきます。
ですから、今のうちから嫌な顔をしない練習をしておくのもいいかもしれません。
他の部員(友達)と一緒に話す
部活動に参加している他の部員と会話する方法もあります。
会わない友達と1:1で話すと、さらに苦手意識が強まることがあります。
なので、他の部員(友達)を会話に誘い、会話の参加人数を増やすことで、苦手意識が薄まるかもしれません。
また、他の部員と一緒に話すことで、
「○○さんと話していると楽しいかも」
とポジティブなことを考えるきっかけにもなる可能性があります。
ですから、できるだけ1:1で話さず、他の人と一緒に会話する方向に行動した方がいいかもしれません。
先生に相談する
部分的な解決をしたい場合は、先生に相談するのも一つの手段です。
気が合わない友達と接していると、何かしら問題が発生することもあります。
自分一人で問題が解決できるなら、それに越したことはありません。
しかし、問題の中には、誰かに助けてもらわないと難しいこともあります。
そういったケースの場合は、顧問の先生に相談し、助けてもらうということもできるかもしれません。
ただし、先生も一人の人間です。
どんな問題も解決できるわけではないですし、先生によっては、事態を悪化させる可能性もあります。
なので、
- 信頼関係を築いている
- どの生徒にも平等に接してくれる
という場合にのみ、先生に頼ってみることを検討してみてください。
自分の気持ちを話す
最後の手段として、思っていることを正直に話す方法もあります。
正直にお互いの意見を交わすことで、もしかしたら改善してくれる可能性はあります。
ただ、正直に話したことがきっかけで、関係がさら悪化してしまう可能性もあります。
なので、
「次の練習、ペアで一緒にやりたくないなぁ…。」
なんていう場合には、先生、部長などに正直に話してみることが一つの方法です。
そうすれば、何かしらの配慮をしてもらえる可能性もあるため、実行する価値はあります。
ただ、注意点としては、内容を伝える際、相手を否定するような言い方をしないことです。
そのような言い方をしてしまうと、自分のイメージもマイナスになるため、注意をした方がいいかもしれません。
部活の友達と合わなすぎて限界な場合
ここまでに部活で気が合わない友達がいた時の対応策をご紹介してきました。
しかし、
紹介されたことを試してみたけど、それでも限界。一緒にいるのも厳しい。
こういった場合もあり得るかもしれません。
そのようなケースになった場合、部活を辞めるという選択肢も考えたが方がいいかもしれません。
私の経験談も合わせて紹介していきます。
部活を辞めるのも一つの方法
本当に限界なのであれば、部活を辞めることを検討してみてください。
部活を辞めることは、決して簡単な決断ではないと思います。
ですが、部活の人間関係が原因で、
- 授業に集中できない
- 学校へ行くの嫌になってしまう
など、良くない影響が出るようになるのは、絶対に避けるべきことです。
優先するべきは、部活よりも自分自身のことです。
どれだけ部活が好きだとしても、他のことに影響が出るのであれば、部活を辞めることを考えてみてください。
部活を辞める前に考えるべきこと
もし、部活を辞めると決断した場合は、辞める前に色々と考えておいた方がいいかもしれません。
例えば、
- 他の部活に入るかどうか
- 部活を辞めたことでどんな影響があるか
などです。
誰にも相談せず、何も考えずに辞めてしまうと、他の人間関係で影響が出た時に、対応が難しくなるかもしれません。
なので、部活を辞めることを決断したら、部活メンバーや部活以外の友達に辞める理由を話してみましょう。
そうすれば、何も言わずに辞めるよりは、周りの方々も納得してくれる雰囲気を作ってくれる可能性があります。
【経験談】中学時代にバスケ部を辞めた話
私自身、中学時代にバスケットボール部を辞めた経験があります。
元々は当時の友人に誘われて入ったバスケ部。
なので、バスケにそこまで愛着などなかったのですが、いざ入ったら厳しい練習をする毎日。
中学1年の時点では、全然体力がなかったので、練習自体がかなり辛かったことを記憶しています。
ただ、それ以上に辛かったのは、気が合わなかった友達と一緒にいること。
しかも、1人だけではなく、5人もいたため、正直バスケ部で一緒に練習するだけでも嫌な気持ちでいっぱいでした。
それでもなんとか1年間はバスケを頑張りました。(なぜそんなに頑張れたのか、今の私からすれば謎)
ただ、2年目になると、さすがに限界に。
「これ以上、一緒にバスケ部をしたくない」
そういう気持ちが強くなり、顧問の先生と話して、辞めることにしました。
正直な所、その時を振り返って思うのは、バスケ部を辞めてよかったということです。
なぜなら、勉学などに影響が出て、進学すらどうなっていたか分からない…といった状態だったからです。
なので、今思えば、バスケ部を辞めるかどうかという選択は、人生の転機だったのかなと考えます。
もちろん人によっては、転機といえるほどのものではない場合もあると思いますけどね。
まとめ
今回は、部活で気が合わない友達がいた時の対応策などをご紹介しました。
- 部活で合わない友達がいる場合、
- とにかく交流を避ける
- できるだけ嫌な顔をしない
- 他の部員(友達)と一緒に話す
- 先生に相談する
- 自分の気持ちを正直に話す
といった対応策を取ってみてください。
もちろん、全て試す必要はないので、まずは自分が取り組めることを考慮してみるのも良いでしょう。
ただ、これらの対応策を試しても厳しいのであれば、部活を辞めるという選択肢もアリです。
何よりも大事なのは、自分自身です。
今の自分にとって本当大事なのは何なのか?
学校生活、部活、勉強、進路、友達…色々なことを考えた上で、部活を続けるか辞めるか、検討してみてください。