修学旅行のあとに待っている「感想文」。
でも、いざ書こうとすると、
- 「最初の一文が思いつかない……」
- 「どうやって書き出せばいいの?」
と悩んでしまう小学生の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、修学旅行の感想文で使える「書き出しの例」や、スムーズに書けるコツを紹介していきます。
「感想文ってちょっとめんどくさいな…」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
修学旅行の感想文|オススメ書き出し例9選

書き出しにはいくつかのパターンがあり、それをマネするだけでグッと書きやすくなります。
ここでは、小学生でもすぐに使える書き出しの例を3つのタイプに分けて紹介します。
「気持ちや期待から入る」書き出し例3選
ずっと前から楽しみにしていた修学旅行の日が、ついにやってきました。
朝おきたとき、『今日はついに修学旅行の日だ!』と思ってドキドキしました。
修学旅行の前日、なかなか眠れないほど楽しみでいっぱいでした。「あの場所を見られるんだ」と思うと、心の中がふくらんでいくような気がしました。
このように、
- 「行く前のワクワクした気持ち」
- 「楽しみにしていたこと」
を最初に書くことで、自分の気持ちが自然と伝わる感想文になります。
「心に残った体験につながる」書き出し例3選
修学旅行で体験した〇〇は、今でも忘れられない思い出です。
今回の修学旅行は、夜のキャンプファイヤーが忘れられない思い出になりました。
清水寺の音羽の滝に行けたことが、今回の修学旅行でいちばん印象に残っています。
このように、
- これからどんな思い出のことを書くのか
を伝える一文からはじめると、読む人にもわかりやすくなります。
やさしく話しかけるように始めると、気もちが伝わりやすい感想文になりますよ。
「問いかけから入る」書き出し例3選
みなさんは、修学旅行で一番楽しかったことは何ですか?私にとって、〇〇での〇〇体験が一番心に残っています。
歴史の授業で見た建物を、自分の目で見たことはありますか?私は今回の修学旅行で、実際に〇〇を見て、感動しました。
あなたは、友だちと助け合った思い出がありますか?私は〇〇での活動の中で、協力することの大切さを感じました。
読み手に「あなたはどう?」と問いかけることで、自然に文章に引き込むことができます。
そして、問いかけのあとに、自分の体験や気持ちを続けて書くことで、印象に残る感想文になります。
書き出しに続く「本文」はどう書く?

書き出しが決まったら、次は本文です。
でも、「どうやって続けたらいいかわからない…」と思う人もいるかもしれません。
そんなときは、
- 「起承転結(きしょうてんけつ)」にそって流れを考える
- 思い出の中でも一番楽しかったことにしぼって書く
などをすると、うまく書けますよ!
本文の書き方をくわしく知りたい人は、こちらの記事をチェックしてみてください▼
修学旅行の感想文で書き出すために気を付けたいこと

感想文の書き出しは、読む人に「これからどんなことが書かれるのか」を伝える、大事なスタートです。
でも、どうやって始めればいいのかわからなくて、なんとなく書き出してしまう人も多いかもしれません。
ここでは、書き出しをもっとよくするためのポイントをいくつか紹介します。
「修学旅行のこと」だとすぐにわかるように書く
感想文の最初の一文では、
「これは修学旅行の思い出について書いているよ」
と読み手にしっかり伝わるようにしましょう。
たとえば、
「楽しみにしていた修学旅行の日がやってきました」
など、当日の始まりについて書くと、とても自然な書き出しになります。
読む人が「あ、これは修学旅行の話なんだな」とすぐに分かることで、安心して読み進められます。
むずかしいことばより、自分のことばで書こう
感想文を書くとき、「うまく書かなきゃ」と思って、むずかしい言葉を使おうとすることもあるかもしれません。
でも、いちばん大切なのは、自分の気もちを、自分のことばで素直に書くことです。
先生や友だちが読んで、
- 「〇〇さんらしいな」
- 「本当にそう思ったんだな」
と感じてもらえることが、よい感想文につながります。
たとえば、
「今回の修学旅行でいちばん心に残っているのは、夜のキャンプファイヤーです。」
こんなふうに、むずかしくない言葉でも、自分の気もちがちゃんと伝わりますよ!
まとめ
今回は、修学旅行の感想文の書き出しに使えるアイデアやコツ、例文をご紹介しました。
修学旅行の感想文は、書き出しを工夫するだけで、とても書きやすくなります。
ワクワクした気もち、心に残った体験、問いかけなど、自分に合った始め方を選んでみましょう。
大切なのは、自分の気もちを、自分の言葉で伝えること。
むずかしく考えすぎず、まずは「これが書きたい!」と思ったことから、やさしく書き始めてみてくださいね。