「学校の友人とどれだけ仲が良くても、卒業後は関係が途切れて、交流がなくなる。」
こういった話を一回くらいは聞く人もいるかもしれません。
実際、私も高校生の頃にそんな情報を知り、
「そういうこともあるのかー、まぁでも今の友人とは長続きするでしょ!」
と思っていました。
ですが、それから数年後には、その情報が現実のものになっていました。
ということで今回は、卒業したら多くの学友が他人になった私の体験談をご紹介します。
高校を卒業したら多くの学友が他人になった話
まず、高校時代の話からします。
先に簡単にまとめると、以下の通りです。
- 高校2年から仲が良くなった4人組で遊んでいた
- 進学・就職後は連絡してもほぼ何も返ってこない
- 就職先が同じ2人は私に内緒で遊んでいた
詳細を話していきます。
高校2年から仲が良くなった4人組で遊んでいた
高校生の頃、私は卓球部に入っていました。
そして、
- 卓球部の部員で仲良くなった
- 元卓球部という話から仲良くなった
- 趣味(ゲーム、漫画)が合う
などの理由から、いつの間にか私を含めた4人で行動したり、遊んだりしていました。
その当時は本当に楽しくて、
「卒業後もこんな風に仲良くできるといいなぁ」
と思っていたものでした。
進学・就職後は連絡してもほぼ何も返ってこない
高校卒業後、4人の進路は次のような感じでした。
- 私:大学へ進学
- 友人A:専門学校へ進学
- 友人B&C:就職(職場が同じ)
当時の私は、二人が同じ就職先に行くことを知った時、「そういう道もアリだったかな」と思っていました。
ただ、その情報を知った時には既に大学進学が決定していたため、そのまま進学しました。
進学後は、色々とやることが多く、忙しい毎日を送っていました。
ただ、時間が取れた時には、友人達にメールを送り、現在の状況を聞こうとしていました。
しかし、1ヶ月、2か月と経っていくにつれて、メールが返ってこないことが多くなりました。
「何かあったのかな?」
と思いつつも、こちらも大学生活が忙しかったこともあり、自然とメールをすることもなくなったのです。
就職先が同じ2人は私に内緒で遊んでいた
それから数か月後。
私は、ショッピングモールの中にある飲食店でバイトを開始。
飲食店の中で働いたり、ショッピングモールの中を移動したりと、そこそこ大変な仕事をしていました。
そんな日々の中、バイトで食品を運んでショッピングモールを移動していると、就職先が同じだった二人の姿を発見。
「あれ?あの二人じゃん…。」
懐かしい気分になったのも一瞬。
なぜなら、今日この日まで何か月も音信不通だったからです。
「(メールを送っても全く返さないけど、あの二人は普通に遊んでいるんだ。)」
当時はこんなことを思っており、怒りというか虚しさもありました。
ただ、大学生活が思っていたよりも楽しかったため、
「もういっか~。」
って感じで、連絡を取ることを一切やめました。
ちなみに、もう一人の友人の方は、大学卒業した頃に一回だけ連絡が来て、そのまま一回私の家に遊びに来ました。
ただ、それ以降は全く連絡取り合っていないため、同じように音信不通に。
大学を卒業後は一人だけ今でも交流している
大学進学後でも、友人を数多く作りました。
ただ、一人の友人を除いてほとんどが疎遠の状態になりました。
大学卒業後もほとんどの友人と疎遠状態
大学時代では、
- 同じ大学に進学した高校時代の友人・知り合い
- 大学時代で新しく作った友人
の2パターンの友人がいました。
どちらの友人とも、大学時代には色々と交流し、高校時代よりも楽しくやっていました。
ですが、大学卒業した後は、高校の時とほぼ同じ。
連絡をすることもないですし、連絡が来ることも全くありません。
しかし、たった一人だけは、今でもずっと交流しています。
一人の友人だけ大学時代から交流が途切れず続いている
ある友人一人とは、あるゲームがきっかけで話すことになり、そこからずっと仲良く交流していました。
ただ、大学4年の時、ある転機が訪れます。
それは、「オンラインゲーム」。
就職活動を頑張らないといけないっていう時期にも関わらず、
オンラインゲーム一緒にやろうぜ~
と、大学の共通の友人が誘ってきたことがきっかけで、一緒にオンラインゲームを開始。
ただ、その軽く始めたオンラインゲームは、大学卒業してからも何年も続けることになりました。
しかし、当時オンラインゲームを始めた4人の内、ずっとプレイしていたのは、私と今でも交流がある友人のみ。
他の2人は早々に辞めてしまいました。
ですが、オンラインゲームでほぼ毎日交流していた影響もあってか、残った友人との交流は、2024年現在でも続いている状態です。
卒業後も友達関係を維持するなら同じ環境が必要かもしれない
ここまでに高校と大学の友人関係の話をしてきました。
これまでの話をまとめて分かることは、
「卒業後も友達関係を維持するのなら、どちらも同じ環境でないといけないのではないか?」
ということ。
実際、高校時代の友人二人は、「職場が同じ」でした。
そして、大学時代から交流している私の友人とは、「オンラインゲーム」という共通のものを一緒に何年も続けていました。
もちろん、その考え方が絶対に正しいとは限りません。
ただ、実際に同じ環境でなかった人とは、全員疎遠になっているのが私の現状です。
なので、卒業後も友達関係を続けたいのであれば、
- オンラインゲームをやってほぼ毎日話す状態にする
- 住む場所、職場を同じ(もしくは近く)にする
- 同じ趣味を持ち、定期的に交流する(同じ場所で釣りをする等)
といったことが必要なのではないかなと思います。
逆に、このように環境を合わせなくても、卒業から10年、20年以上付き合いを続けているという方々は、かなりすごいことかもしれません。
まとめ
今回は、卒業したら多くの学友が他人になった私の体験談を中心にお話しました。
今振り返ってみると、あれだけ多くの学友がいたのに、今では全く連絡もしないというのは、少し悲しい気持ちになります。
ただ、逆に現在でも友人関係が続いている一人に対しては、もっと感謝しないといけないなと思いました。
卒業したら多くの学友と疎遠になる可能性はありますが、それでも長く付き合っている友人がいたら、大切にしてあげましょう。