友達にメッセージを送ったのに、何日経っても未読のまま。
そんな状況が続くと、
- 「自分、何か悪いことしたのかな?」
- 「もう友達と思われてないのかも…」
と考えてしまうのは、決しておかしいことではありません。
でも、未読スルーされたからといって、すぐに友達をやめるべきかどうかは簡単には決められないものです。
この記事では、未読スルーされて辛い時、友達をやめるかどうかを見極める5つのポイントについて、まとめています。
自分の気持ちを整理するヒントとして、参考にしてみてください。
未読スルーで友達やめるべき?見極めポイント5つ

感情的になって関係を終わらせてしまう前に、少し立ち止まって考えてみましょう。
ここでは、友達との関係を見直すための5つのポイントを紹介します。
連絡が一方通行になっていないか
こちらからばかりメッセージを送っていて、相手からの連絡がまったくない…。
こういう場合は、「一方通行の関係」になっている可能性があります。
たとえば、あなたが「○○行こうよ!」と何度も誘っているのに、
- 返信がない
- 話が進まない
ということが続いていませんか?
友達関係は、どちらかだけが頑張るものではありません。
お互いにやりとりするからこそ、心地よい関係が築けます。
相手がずっと受け身だったり無反応な状態が続くなら、距離を見直すタイミングかもしれません。
会話が成立しない/興味が感じられない
返信が来たとしても、毎回そっけなかったり、質問に答えるだけで終わっていませんか?
たとえば、
- 「うん」
- 「そうなんだ」
- 「へぇー」
など、話を広げようとしない返事が続いている。
このような場合、今の関係は少し冷めてきているかもしれません。
長期間放置されている
ちょっと返信が遅れるくらいなら、誰にでもあることです。
しかし、
- 1週間以上未読のままが続いている
- 未読スルーが何度も繰り返される
といった場合なら、少し注意が必要かもしれません。
とくに、あなたが前回も同じように放置されたと感じている場合は、それが「いつものこと」になってしまっている証拠です。
相手にとってあなたのメッセージが優先順位の低いものになっている可能性もあります。
「いつも返ってこないのに、自分ばかり気にしている…。」
と感じるようになったら、一度その関係を見直すタイミングかもしれません。
他の友人には返信している様子がある
SNSなどで、他の人とは楽しそうにやりとりしている。
なのに、自分に対しては、ずっと未読スルー。
この場合、相手が「意図的に自分だけ避けている」可能性もあります。
もし自分にだけ無反応が続くなら、その友情に差がついてしまっているかもしれません。
自分が苦しくなってきている
最後に一番大事なのは、「自分の気持ち」です。
友達との関係に悩んで、毎日モヤモヤしたり、スマホを見るたびに落ち込んだりしていませんか?
友達でいることが「しんどい」と感じるようになったら、それは無理をしているサインです。
本当の友達関係は、安心できたり、元気をくれたりするもの。
今の関係があなたの心を苦しめているなら、少し距離を置くことも一つの選択肢です。
未読スルーで友達をやめるという選択肢はアリ?ナシ?

ここでは、「友達をやめる」という選択がアリなのかどうか、3つの視点から考えてみましょう。
友情は対等であるべきという視点
友達とは、本来はおたがいに思いやる気持ちがあってこそ、いい関係が続くものです。
たとえば、
- 連絡するのはいつも自分ばかり
- 気をつかうことが多くなってきたりする
といった場合、徐々にしんどく感じることもあります。
自分はちゃんと話したいと思っているのに、相手はいつも未読スルー。
そんなことが続くと、
「自分だけが友達と思ってるのかな…」
と、不安になるのも自然なことです。
もし、相手からの反応がほとんどなく、自分ばかりが気にしているように感じるなら、その友達とのバランスがくずれているサインかもしれません。
そういう関係は、ムリして続けなくても大丈夫です。
「もうしんどい」と思ったら、少し離れてみることも、自分を大事にする選択のひとつです。
「合わなくなった人とは距離を置くのが自然」な理由
人は、成長とともに考え方や感じ方が少しずつ変わっていくものです。
たとえば、学校や進路が変わると、仲が良かった友達に対して、
「最近ちょっと話が合わなくなってきたかも…。」
と思うこともあります。
でも、それは悪いことではありません。
こうした人間関係の変化は、ごく自然なことなんです。
そして、ずっと同じ人と、同じような付き合い方ができるとは限りません。
だからこそ、「今の自分とは少し合わないかも」と感じたら、少し距離を置いてみるのもひとつの選び方です。
罪悪感との向き合い方
友達をやめることを考えたとき、
「なんだか悪いことをしている気がする…」
と感じる人も多いと思います。
でも、忘れないでほしいのは、「自分を守るために距離をとることは、悪いことじゃない」ということです。
たとえば、毎回未読スルーされて落ち込んで、学校でもなんとなく元気が出ない…。
そんな自分に無理をさせながら関係を続ける方が、もっとつらくなってしまうこともあります。
だからこそ、
「この関係を続けるのがつらい…」
と感じたなら、その気持ちを素直に受け止めてあげることも大切です。
罪悪感を感じるのは自然なこと。
ですが、自分の気持ちを無視しないであげることが、何より大事なことかもしれません。
未読スルーから友達をやめる時に後悔しないための対応

友達との関係をやめるとき、「後悔しないかな」と迷う人は多いと思います。
とくに未読スルーのまま終わると、モヤモヤが残りやすいものです。
ここでは、感情的にならずに、自分を大切にしながら距離を取るための方法を3つ紹介します。
怒りをぶつけないフェードアウトの仕方
未読スルーが続くと、
- 「なんで返してくれないの?」
- 「もういい!」
といったように、イライラしたり、つい感情的になってしまうかもしれません。
しかし、怒りのまま行動してしまうと、あとで後悔することもあります。
なので、関係を整理したいときは、相手を責めるより、少しずつ距離をとることを意識しましょう。
たとえば、
- 相手からの返信がなくても、無理に追いLINEをしない
- グループでの会話には最低限参加するけれど、深く関わらない
- 会ったときもあいさつ程度にとどめる
などが挙げられます。
こうした小さな距離のとり方は、感情をぶつけるのではなく、静かに関係を整理する方法になります。
SNSでの距離感調整
リアルよりもSNSでつながっている時間のほうが長いという人も多いはず。
ですが、SNSでのつながりがストレスになっているなら、距離の取り方を見直すのも一つの方法です。
具体的には、こんな行動があります。
- 相手の投稿を見ると落ち込むなら「ミュート」や「非表示」にする
- 自分のストーリーを見られたくないときは「親しい友達」機能を使う
- フォローを外すのが気になるなら、自分の投稿頻度を減らしてみる
いきなりブロックする必要はありません。
少しずつ見えなくするだけでも、気持ちがラクになることがあります。
返信がない相手に送ってもよい最後の一言
どうしても気持ちを伝えたいけど、返信はこない。
そんなときは、自分の中で区切りをつけるための「最後の一言」を送ってもいいと思います。
大事なのは、相手を責めないことです。
たとえば、
「最近あまり話せなかったけど、いろいろありがとう。私はこれから自分のことに集中しようと思うね。」
といった感じで、感情を押しつけずに自分の気持ちだけを伝えるようにしましょう。
こうした一言は、返信がなくても、あなた自身の心に区切りをつけてくれます。
そして、やさしく関係を終わらせることも可能かもしれません。
まとめ
今回は、未読スルーされて辛い時、友達をやめるかどうかのポイント等についてまとめました。
未読スルーが続くと、「もう友達やめたほうがいいのかな」と悩むこともあると思います。
ですが、焦って決めずに、今の関係が自分に合っているかを見つめ直してみましょう。
一番大切なのは、相手よりもまず、自分の気持ちを大事にすることです。
そして、つらいと感じたときは、距離を取るのもちゃんとした選び方のひとつです。
ちなみに、「友達の未読無視」で悩んでいる方は、以下の記事も参考になるかもしれません。