学校行事の中でも特に盛り上がる「合唱コンクール」。
その開会式で、生徒会長が全校生徒の前で挨拶をすることがありますが、
「生徒会長として、何を話せばいいんだろうか…？」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、合唱コンクールでの生徒会長挨拶の例文と基本の構成をわかりやすく解説します。
気持ちを込めて挨拶できるようにするためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
合唱コンクールでの生徒会長挨拶の基本構成
合唱コンクールの開会式で行う生徒会長の挨拶は、「短く・わかりやすく・前向きに」がポイントです。
大きく分けると、「導入」「本題」「まとめ」 の3つの流れを押さえておけば安心です。
ここでは、それぞれの内容について詳しく説明します。
【導入】観客・先生・生徒へのあいさつ
最初は、会場に集まっている人たちに向けて、丁寧にあいさつをしましょう。
たとえば、
といった言葉で始めると、場が落ち着きます。
ここで大切なのは「誰に向けて話しているか」を意識すること。
先生や保護者への感謝の言葉を一言添えると、聞いている人の心に届きやすくなります。
【本題】合唱コンクールの意義や楽しみ方
導入で挨拶をしたら、「合唱コンクールには、どんな意味があるのか」「どんな気持ちで歌ってほしいのか」などを伝えましょう。
例えば、
- クラスのみんなとの絆が強くなること
- 仲間と声を合わせる楽しさを味わえること
- これまで練習してきた成果をしっかり出せる場であること
こうしたことを、自分の言葉で伝えると良いでしょう。
難しい表現はいりません。
「今日だけしかできない特別な歌を、クラスのみんなで作ってください」
といった言葉でも、十分に気持ちは伝わります。
【まとめ】全員で作り上げる行事への期待、健闘を祈る言葉
最後は、合唱コンクールに参加する全員を応援する気持ちを込めて締めくくります。
たとえば、
「今日がみんなにとって最高の思い出になりますように」
「全クラスの健闘を心から祈ります」
といった言葉で終わると、会場全体が前向きな雰囲気になります。
まとめ部分は、挨拶全体の印象を決める大切な部分なので、しっかり気持ちを込めて話すことがポイントです。
合唱コンクールでの生徒会長挨拶の例文
ここでは、合唱コンクールの「生徒会長挨拶」に役立つ例文を2つご紹介します。
自分らしい挨拶づくりのヒントにしてみてください。
皆さん、おはようございます。
本日は合唱コンクールにお越しいただき、ありがとうございます。
先生方や保護者の皆さまにも、この場を見守っていただけることをうれしく思います。
いよいよ待ちに待った合唱コンクールが始まります。
どのクラスも、今日のために一生懸命練習を重ねてきました。
その時間の中で、友達と声を合わせる楽しさや、協力することの大切さを感じた人も多いと思います。
合唱は一人だけではできません。
クラスのみんなと力を合わせてこそ、心に残る歌になります。
今日は緊張する場面もあるかもしれませんが、自分たちの歌を思い切り表現して、ステージを楽しんでほしいと思います。
それでは、合唱コンクールが全員にとって素晴らしい一日になることを願っています。
以上で挨拶を終えます。ありがとうございました。
みなさん、おはようございます。
今日は合唱コンクールに参加してくれてありがとうございます。
そして、この日のためにたくさんの準備をしてくださった先生方や、見守ってくださる保護者の皆さまにも感謝いたします。
合唱コンクールは、ステージに立つ時間だけでなく、ここに至るまでの練習や工夫の中にも大きな意味があると思います。
歌うことが得意な人もいれば、少し苦手だと感じる人もいるかもしれません。
ですが、みんなで声を合わせるからこそ、一人ではできない音楽が生まれます。
今日は、歌そのものはもちろん、クラスや学校全体で「音楽を共有する瞬間」を楽しんでほしいです。
この会場が、一つの大きなハーモニーで包まれることを願っています。
以上で挨拶を終わります。ありがとうございました。
まとめ
合唱コンクールでの生徒会長挨拶は、長いスピーチをする必要はありません。
大切なのは、以下の3つを意識することです。
- 最初にみんなへあいさつや感謝を伝えること
- 合唱コンクールの楽しさや意義を自分の言葉で伝えること
- 最後に前向きなメッセージで締めくくること
緊張してもうまくできなくても大丈夫。大切なのは「気持ちを込めて話すこと」です。
ぜひこの記事の例文を参考に、自分らしい挨拶をつくってみてください。
ちなみに、もし、生徒会長として閉会式で挨拶をするのであれば、以下の記事を参考にしてみてください。
