合唱コンクールが終わったあとに書く「感想文」。
クラス全員で頑張った行事だからこそ、しっかり思いを言葉にしたいところですが、
「どうやって書き始めればいいのかわからない…」
と悩む中学生・高校生も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、合唱コンクール感想文の書き出し方と例文20選をご紹介します。
合唱コンクールでの思い出を上手に表現するためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
合唱コンクール感想文の書き出し基本パターン4選

ここでは中高生におすすめの基本パターンを4つ紹介します。
①「全体の印象」から始める
まず、合唱コンクール全体をふり返って「どんな印象を持ったか」を書く方法です。
例えば、
- 「練習が大変だった」
- 「最高の思い出になった」
など、自分が一番強く感じた全体の印象を一文でまとめてみましょう。
簡単な例文です▼
例文「今回の合唱コンクールは、私の学生生活の中で一番の思い出になりました。」
そして、その後は、
- 「なぜそう感じたのか」
- 「どんな場面でそう思ったのか」
などを具体的に描けば、感想文全体の流れが作りやすくなります。
②「印象に残った出来事・思い出」から始める
次におすすめなのが、特に強く心に残った出来事から書き始めるやり方です。
例として挙げると、以下の内容があります。
- 練習で苦労したこと
- 本番直前の緊張
- 歌い終わったときの達成感
このように出来事から入ると、その後の文章は「そのとき自分がどう感じたか」を自然に書けるようになります。
「今回の合唱コンクールは、練習が思っていた以上に大変なものでした。」
③「一番伝えたいこと」から始める
合唱コンクールで一番大切に感じたことを、冒頭でズバッと書くパターンです。
例えば、
- 「クラスがひとつにまとまったことを伝えたい」
- 「全力でやり切った達成感を書きたい」
- 「悔しい思いが残ったことを正直に表したい」
こういった強い気持ちを先に言い切り、その理由や背景を続けるだけで文章が完成します。
「今年の合唱コンクールでは、自分もクラスのみんなも本気でやり切れたと思います。」
合唱コンクール感想文の書き出し例18選

ここでは、合唱コンクール感想文で使える書き出し例を20個紹介します。
この例を手がかりに、自分の体験に合う一文を考えてみてください。
「全体の印象」から始める書き出し例7選
- 「今回の合唱コンクールは、クラス全員の気持ちが一つになった行事だったと思います。」
- 「合唱コンクールを終えて、これまでで一番クラスが団結できたと感じました。」
- 「今回の合唱コンクールは、楽しいだけでなく成長を実感できた時間でした。」
- 「合唱コンクールを振り返ると、大変さよりも達成感の方が強く残っています。」
- 「今回の合唱コンクールは、私にとって忘れられない大切な経験になりました。」
- 「今年の合唱コンクール全体を通して、仲間と一緒に努力することの大切さを学びました。」
- 「今回の合唱コンクールは、練習から本番までのすべてが貴重な思い出になりました。」
「印象に残った出来事・思い出」から始める書き出し例6選
- 「合唱コンクールの練習を重ねる中で、一番苦労したのは声を合わせることでした。」
- 「今回の合唱コンクールを思い返すと、一番つらかったのはリズムをそろえる練習でした。」
- 「今回の合唱コンクールは、声を合わせるのが予想以上に大変でした。」
- 「今回の合唱コンクールではリーダーを務めたのですが、まとめるのが思った以上に苦労しました。」
- 「合唱コンクールで一番心に残っているのは、本番前にクラス全員で声を合わせた瞬間です。」
- 「今年の合唱コンクール、私のクラスは銀賞だったのですが、今でもくやしい気持ちが残っています。」
「一番伝えたいこと」から始める書き出し例5選
- 「今回の合唱コンクールで残った一番の思いは、悔しさを乗り越えて全力を出せたことです。」
- 「合唱コンクールで一番大切に思ったのは、全員でつかんだ達成感です。」
- 「今回の合唱コンクールで一番伝えたいのは、クラス全員をまとめてくれた○○さんに感謝したいということです。」
- 「今年の合唱コンクール、私のクラスは銀賞という本当に悔しい結果になりました。」
- 「今回の合唱コンクールを通して実感したのは、努力は本当に裏切らないということです。」
まとめ
合唱コンクール感想文の書き出しで悩んだら、以下の3つから選んでみてください。
- 全体の印象から始める
- 出来事をきっかけにする
- 一番伝えたいことから始める
大切なのは、自分が実際に感じたことを素直に言葉にすることです。
「楽しかった」「大変だった」「達成感があった」など、シンプルな気持ちでかまいません。
そこから「なぜそう思ったのか」を書き足せば、自分だけの感想文になります。
この記事で紹介した例文やパターンをヒントに、ぜひ自分の体験に合った書き出しを見つけてください。
ちなみに、書き出しの後の構成や全体を通した例文は、以下の記事でまとめています▼