高校生活の最後を締めくくる「打ち上げ」は、友人たちと楽しい思い出を共有する大切なイベントです。
しかし、普段制服で過ごしている男子高校生にとっては、
打ち上げの服装って何を着ればいいの？
と悩む人も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、男子高校生に向けて、打ち上げのシチュエーション別に適した服装の選び方や、おすすめのスタイルをわかりやすくまとめました。
「浮かない格好をしたい」という人にも役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
男子高校生の服装は「打ち上げのタイプ別」で選ぶ
打ち上げといっても、場所や雰囲気はさまざま。
服装も、そのシチュエーションに合わせることで浮きませんし、「ちゃんとしてる感」も出せます。
ここでは、大きく3つのタイプに分けて、それぞれに合った服装のポイントを紹介します。
カジュアル系：ファストフード店・ファミレス・カラオケなど
気軽に集まれるような場所での打ち上げなら、ラフだけど清潔感のある服装がベストです。
- 無地のTシャツ or シンプルなロゴ入りTシャツ
- シャツや薄手のパーカー（重ね着するとオシャレ見え）
- デニムやチノパン
- 白や黒のスニーカー
ポイントは「やりすぎないけどダラしなく見えない」ことです。
シワの多い服や、ヨレヨレのTシャツは避けましょう。
セミフォーマル系：居酒屋・ちょっといいレストラン
少し大人っぽい場所での打ち上げには、落ち着いた色味＆きれいめな服装を検討してみてください。
- 白シャツや無地のポロシャツ
- 落ち着いた色のニットやジャケット（カーディガンも◎）
- 黒やネイビーのスラックスや細身のパンツ
- 革っぽいスニーカーやきれいめなシューズ
あまりフォーマルすぎなくても大丈夫ですが、「ちょっとオシャレしてきたな」と思われるくらいがちょうどいいでしょう。
屋外系：バーベキュー・公園などのアウトドアイベント
屋外で動き回る系の打ち上げは、動きやすさと汚れても大丈夫な服が基本です。
ただし、「部屋着っぽさ」は避けて、カジュアルに整えるのがポイント。
- ロゴ入りTシャツやアウトドア風トップス
- ハーフパンツやカーゴパンツ（季節によって調整）
- キャップやウィンドブレーカーでアクセントをつけるのもあり
- スポーツ系スニーカーやサンダル（ただし清潔感のあるもの）
BBQなら汚れも考えて、白い服は避けるのが無難かもしれません。
基本の服装アイテム｜高校生男子の「失敗しない」組み合わせ
ここでは、打ち上げにふさわしい「基本の組み合わせ」をご紹介します。
トップス：シャツ or カットソー
無地または控えめな柄のシャツやカットソー（長袖Tシャツなど）は、清潔感があり、どんな場所にも対応しやすい万能アイテムです。
白・ネイビー・グレーなどの控えめな色合いを選べば、上品で大人びた雰囲気を引き立ててくれます。
羽織り：パーカー or カーディガン
少し肌寒い時期や、屋内での冷房対策として便利なのが、パーカーやカーディガンです。
カジュアルな印象のあるパーカーは親しみやすく、カーディガンは少し大人っぽく落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
どちらもシンプルなデザインを選べば、重ね着してもごちゃつかず、まとまりのあるコーディネートになります。
ボトムス：ジーンズ or チノパン
ジーンズは高校生らしい定番アイテムで、どんなトップスとも合わせやすいのが魅力です。
ダメージ加工が強いものは避け、シンプルで落ち着いた色を選びましょう。
また、チノパンはきれいめな印象を出すことができ、レストランなど少し上品な場所にも適しています。
シューズ：白 or 黒のスニーカー
足元は意外と見られるポイントです。
清潔感のある白や黒のスニーカーは、服装全体を引き締め、バランスよく見せてくれます。
汚れが目立つと印象が悪くなるので、打ち上げ前には靴を軽く拭いておくとよいでしょう。
高校生男子が打ち上げ服装でちょいオシャレを狙うテクニック
打ち上げでは、少しだけ「いつもよりオシャレに見せたい」と感じる方も多いはずです。
なのでここでは、簡単に取り入れられて、さりげなく差がつくテクニックをいくつかご紹介します。
ワンポイントに色を取り入れる
全体のコーディネートが地味に感じる場合は、インナーや靴下などの小物にアクセントカラーを使うことで、こなれた印象を演出できます。
たとえば、
- ネイビーのパーカーに白いTシャツを重ねる
- 靴下に赤や緑などの差し色を取り入れたりする
などを行うと、派手すぎず個性が光ります。
ただし、色を使いすぎるとバランスが崩れるため、あくまで「ワンポイント」にとどめるのがコツです。
時計やアクセサリーは控えめに
時計やブレスレットなどの小物は、全体の服装に「少しの大人っぽさ」や「こだわり感」を加えてくれます。
しかし、高校生らしい清潔感を保つためには、主張の少ないシンプルなデザインを選ぶのが望ましいです。
たとえば、シンプルなデジタル時計や細めの革ベルトの腕時計であれば、場の雰囲気を壊すことなく、洗練された印象を与えることができます。
バッグは小さめでOK
普段の通学ではリュックを使う方が多いと思います。
しかし、打ち上げの場ではコンパクトなショルダーバッグやサコッシュがおすすめです。
財布やスマホ、ハンカチなど必要なものだけを入れて、身軽に行動できる点もメリットです。
ただ、大きめのリュックはどうしても「通学感」が出てしまいます。
そのため、少しだけカジュアル感を演出したいときは、小さなバッグで差をつけるのもいいでしょう。
高校生男子の打ち上げでNGな服装の例
打ち上げの服装は自由とはいえ、「これだけは避けておきたい」というポイントも存在します。
ここでは、高校生男子が打ち上げで避けるべき服装の例をいくつかご紹介します。
ダボダボ・サイズが合っていない服装
ファッションにおいて「サイズ感」はとても重要です。
- 体に対して大きすぎる服
- ピチピチすぎる服
などは、だらしない印象や不自然さを与えてしまいます。
特に打ち上げの場では、清潔感ときちんと感が求められるため、自分の体に合ったサイズの服を選ぶようにしましょう。
鏡の前で全身を確認し、肩の位置や袖・裾の長さが合っているかをチェックすると安心です。
校則違反っぽい服装
たとえ制服ではない場であっても、高校生らしさを意識することは大切です。
- 極端に派手なロゴが入っている服
- 肩が出るようなデザイン
- 露出の多いスタイル
などは、校則違反を連想させるため、周囲に不快感を与えてしまう可能性があります。
「私服だから自由」という考えも理解できます。
ですが、公共の場でのマナーや、年齢にふさわしい着こなしを意識することが大切です。
派手すぎて浮く服装／逆にジャージで来てしまう服装
個性を出すのは悪いことではありません。
しかし、あまりにも派手な色使いやデザインは、場所によっては目立ってしまうこともあるでしょう。
またその逆で、
- ジャージ
- スウェット
など、普段着すぎる服装も、手抜きに見えてしまう可能性があるため注意が必要です。
「おしゃれに見られたい」と「きちんとして見られたい」は両立できます。
場の雰囲気に合ったバランスの良い服装を意識すると、自然に好印象につながります。
よくある質問Q&A
ここでは、男子高校生から寄せられる服装に関する疑問をQ&A形式でまとめました。
事前にチェックしておくことで、不安なく当日を迎えることができるでしょう。
Q: 制服で行くのはアリ？
A：場所やメンバーによりますが、基本的には私服のほうが無難です。
打ち上げの場が学校の延長のような集まりであれば、制服での参加も問題ないことがあります。
しかし、
- ファミレス
- カラオケ
- レストラン
などプライベートな空間では、私服のほうが自然ですし、周囲からも浮きにくくなります。
また、「制服だと手抜きに見える」と感じる人もいるため、可能であれば簡単な私服コーデを準備しておくと安心です。
Q: 靴はどうする？
A：白や黒のスニーカーが基本。派手すぎず、きれいな状態を意識しましょう。
服装だけでなく、足元も見られるポイントのひとつです。
普段履いているスニーカーでも問題はありません。
ただ、できるだけ汚れを落としておき、清潔感のある状態で履くようにしましょう。
また、場所によっては多少きちんとした印象を与えたい場合もあります。
そのため、落ち着いた色（白・黒・グレーなど）のスニーカーを選ぶと、服装全体がまとまって見えます。
Q: 香水ってつけていいの？
A：つけすぎなければOK。ただし、使う場合は控えめな香りを選びましょう。
香水は、第一印象を左右する要素にもなりますが、強い香りはかえってマイナスに働くこともあります。
特に飲食の場では、まわりの人の迷惑になる可能性もあるため注意が必要です。
もし香りを取り入れたい場合は、ほんのり香るボディミストや制汗スプレーなど、軽めのものを選んでみてください。
「ほんの少し」がちょうどいいという意識を持つと良いでしょう。
まとめ
今回は、男子高校生に向けて、打ち上げの服装の選び方や注意点などをご紹介しました。
打ち上げは、高校生活の最後を彩る大切なイベントのひとつです。
服装に特別な正解はありませんが、場所や雰囲気に合ったスタイルを選ぶことで、自信を持って楽しむことができます。
大切なのは、清潔感・サイズ感・TPOを意識すること。
高価な服である必要はなく、自分に合ったバランスの良い着こなしを心がけるだけで、印象はぐっと良くなります。
ぜひこの記事を参考に、納得のいくスタイルで打ち上げを楽しんでください！
ちなみに、打ち上げの場所選びに迷っている方は、こちらの記事も参考にしてみてください▼
