新学期のスタートとともに迎える入学式。
この大切な日には、新入生が代表としてスピーチをします。
ただ疑問なのは、
「スピーチを行う代表者は、どのようにして選ばれるのか?」
ということ。
そこで当記事では、どのような基準によって新入生の代表挨拶をする人が決められているのか?について解説していきます。
中学、高校、大学と、それぞれの学校による選び方をご紹介しますので、ご参考にしていただけたら幸いです。
【中学】入学式の新入生代表挨拶の選出基準
公立中学校では、色々な小学校から来た生徒が集まっています。
そのため、入学式でスピーチをする生徒をどの小学校から選ぶかは、年によって変わることがあります。
ただ、一般的には、
- 学級委員長(生徒会長)をしていた
- 性格が真面目でしっかりしている
- 入学前のテストで一番点数が高かった
といった特徴を持った生徒がスピーチを任されるかもしれません。
ちなみに、私立中学校においては、入学試験で最高点を取った生徒が入学式の代表挨拶を担当する可能性があります。
【高校】入学式の新入生代表挨拶の選出基準
高校では、入試で良い点数を得た生徒が選抜されることが一般的かもしれません。
また、学校によっては、
- 推薦入試
- 一般入試の点数
- 面接での印象が良くスピーチに向いていると判断された
などで生徒を選ぶ場合もあります。
ちなみに、出席番号順から新入生代表挨拶を選ぶという高校もあったりします。
例えば
名字が「相川(あいかわ)」で「出席番号1番」
といったケースです。
そして実際、X(旧ツイッター)上では、
「1年1組出席番号1番の人が高校の新入生代表挨拶をやっていた」
という投稿がありました。
アニメ見てて、新入生代表挨拶は入試トップだった人がやるから云々って揉めてたけど、うちの高校は1年1組出席番号1番の人だったよね。適当だよね。
— 出席番号1番 (@ichi1080) March 3, 2013
なので、稀な事例ですが、成績など関係なく選ばれる可能性もあります。
【大学】入学式の新入生代表挨拶の選出基準
大学の入学式では、成績優秀な学生が新入生代表に選ばれることが一般的かもしれません。
ただ、どの試験(一般・推薦)の成績を基準にするかは大学によって異なります。
また、大学の学部によっては、毎年交替で各学部から代表を選ぶやり方を採用している可能性もあります。
さらに、学科ごとに行われる入学式では、生徒の出席番号を基に代表を選ぶこともあります。
まとめ
今回は、入学式の新入生代表挨拶の選出基準について学校ごとにご紹介しました。
一般的には、入試などで良い点数を得た生徒が選ばれる可能性が高いかもしれません。
ただ、学校によっては、「生徒の出席番号」を基準として選ぶ可能性もあります。