陸上部で今年の目標を決めないといけなくなった。でも、どんな目標にすればいいか全然分からない…。
このような悩みを持っている学生の方に向けて、参考になるかもしれない例を提案します。
- シンプルな言葉を使った陸上部の目標例
- 二字熟語を使った陸上部の目標例
- 四字熟語を使った陸上部の目標例
- 陸上部で目標を考える時に大事なポイント
各目標例について、色々なパターンを考えてみましたので、一つの提案として参考にしてみてください。
シンプルな言葉を使った陸上部の目標例11選
まずは、シンプルで短めな目標例を11個ご紹介します▼
- 100mを13秒以内で走る
- 800mを2分30秒で走る
- 走り幅跳びで2メートル超えを達成する
- 地区予選会の1回戦を突破する
- 県大会出場を果たす
- 部活以外で毎日30分以上走る習慣をつける
- 部員同士の連帯感を高めていく
- 基礎練習を集中的に頑張り、体力をつける
- 毎日の練習に真面目に取り組んでいく
- 努力を惜しまず、チームのために貢献する
- 今シーズン中に自己ベストを出す
陸上部に入っている方でも、1年生、2年生、3年生によって状況は全く変わります。
なので、状況によって目標を決めていきましょう。
たとえば、
陸上部に入ったばかりの1年生であれば、具体性のある目標にするのは難しい可能性があります。
なので、
「毎日の練習に真面目に取り組んでいく」
といった目標でいいかもしれません。
また、2年生、3年生などの場合なら、
- 「100mを○○秒以内で走る」
- 「地区予選会の1回戦を突破する」
など具体性のある目標を設定することを検討してみてください。
二字熟語を使った陸上部の目標例11選
次に、陸上部の目標として使えそうな四字熟語の例11個をご紹介します。
陸上部での意味合いも一緒に紹介しますので、参考にしてください。
二字熟語の目標例 | 陸上部での意味 |
---|---|
精進 | 技術と体力を磨き続ける |
挑戦 | 自己ベスト更新や新しい技術に挑む |
根性 | 困難に負けず練習を続ける |
実践 | 練習した技術を実際の競技で活かす |
克服 | 弱点や苦手な種目を乗り越える |
協力 | リレーやチーム競技での仲間との協調 |
継続 | 毎日のトレーニングを続ける |
向上 | 常に前進し、成績を上げる |
忍耐 | 長いトレーニングを耐え忍ぶ |
前進 | 進歩し続ける |
結束 | チームとして一丸となる |
個人として頑張りたいのであれば、「挑戦」、「精進」など。
チームとして大会に挑むのであれば、「結束」、「協力」などの二字熟語を選んでみるのが一つの考えです。
四字熟語を使った陸上部の目標例10選
陸上部の目標として使えそうな四字熟語の例を10個ご紹介します▼
四字熟語の目標例 | 意味 |
---|---|
一致団結(いっちだんけつ) | 心を一つにして団結すること。 |
勇往邁進(ゆうおうまいしん) | 恐れることなく、まっすぐに進んでいくこと。 |
切磋琢磨(せっさたくま) | 仲間同士でお互いを励ましながら技術や能力を高め合うこと。 |
百錬自得(ひゃくれんじとく) | 練習を重ねることで技術を身につける。 |
一心不乱(いっしんふらん) | 他の事に気を取られることなく、一つの目標に集中すること。 |
起死回生(きしかいせい) | 絶望的な状態から見事な逆転を遂げること。 |
疾風迅雷(しっぷうじんらい) | とても速く激しい動作や行動の様子。 |
一意専心(いちいせんしん) | 目標達成のために他の誘惑に惑わされずに集中し続けること。 |
奮励努力(ふんれいどりょく) | 目標に向かって全力を尽くし続けること。 |
百折不撓(ひゃくせつふとう) | たとえ何回挫折しても決して諦めずに挑戦を続けること。 |
努力を重ねて結果を出したい!という場合なら、「百錬自得」、「奮励努力」など。
あまり良い結果が出ておらず、これから頑張りたい!ということなら、「起死回生」がいいかもしれません。
陸上部で目標を考える時に大事なポイント
以下のポイントを意識すれば、陸上部での目標を設定しやすいかもしれません。
- 目標の内容はできるだけ具体的にする
- 目標は現実的に達成できそうなものにする
順番に説明していきます。
目標の内容はできるだけ具体的にする
具体的に「何を目指すのか?」という点をはっきりさせた方がいいかもしれません。
たとえば、「もっと速く走りたい」ではなく、「100メートルを12秒以内で走る」というように明確にします。
このような目標にすれば、
- どんなトレーニングをすればいいのか
- 自分がどれくらい上達しているか
などをちゃんと見ることができます。
また、具体的な目標に設定すれば、達成するための計画を立てやすくして、続ける気力も保ちやすくなります。
目標は現実的に達成できそうなものにする
目標は、実際に達成できるものでないといけません。
なぜなら、現実離れした目標を立ててしまうと、途中で挫折してしまう可能性があるからです。
- 自分がどの程度の能力があるか
- どれくらいの時間をトレーニングに使えるか
などをよく考えて、現実的な目標を設定しましょう。
例えば、もし現在100メートルを15秒で走っているなら、「1ヶ月後に11秒で走る」というのは難しいでしょう。
ですが、
「次の大会までに14.5秒で走れるようになる」
という目標なら、現実的といえます。
まとめ
今回は、陸上部で頑張っている人向けの目標例や、目標を考える時のポイントをご紹介しました。
目標例としては、本分で紹介したように、シンプルな言葉や二字熟語・四字熟語を使うなど、色々なパターンがあります。
そして、もし目標を自分自身で考えていくなら、
- 具体的な内容にする
- 現実的に達成できる内容にする
ということを踏まえて目標設定していくといいかもしれません。