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生徒会演説でウケを狙うには?ネタ・注意点・例文をやさしく解説

生徒会選挙の演説でウケ狙いの例文20選 生徒会
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生徒会選挙で避けて通れないのが演説。

少しでも印象に残る話で、「選挙に勝ちたい!」と思っている人も多いはずです。

とはいえ、

  • 「ウケを狙ってみたいけど、どんなネタがいいの?」
  • 「ふざけすぎたら逆効果なのかな…?」

と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

この記事では、そんなあなたのために、

  • ウケを狙うメリットとリスク
  • おすすめのネタ
  • 気をつけたいポイント
  • 実際に使える例文

などわかりやすく紹介していきます。

自分らしい演説を目指すヒントとして、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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生徒会演説で「ウケを狙う」メリットとリスク

生徒会演説で、あえて“ウケを狙った”話し方をする人もいます。

ちょっとした笑いやネタを入れることで、聞いている人に強い印象を残すことができるからです。

たとえば、ユーモアのある自己紹介や、学校あるあるネタを入れるだけで、

「この人おもしろい!」

と感じてもらえるかもしれません。

笑いが起これば場の空気もやわらぎ、注目されやすくなるので、演説を覚えてもらいやすくなります。

しかし、やりすぎてしまうと、

  • 「ふざけてる」
  • 「本気じゃない」

と思われるリスクもあるんです。

特に、ネタがよく伝わらなかったり、誰かを傷つけてしまうような内容だった場合、逆効果になる可能性もあります

だからこそ、ウケを狙うなら「笑わせること」だけを目的にするのではなく、自分の伝えたいことを引き立てるための“スパイス”として使うのがコツです。

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ウケる生徒会演説に必要な3つの要素

ここでは、ウケる演説をつくるために大切な3つのポイントを紹介します。

共感できるネタを入れる

みんなが「それわかる!」と思えるような話は、自然と笑いや共感を呼びます。

たとえば、学校生活の“あるある”ネタ。

  • 「昼休みに購買にダッシュして、パンを勝ち取った話」
  • 「授業中に眠くなる魔の5時間目」

など、生徒なら誰もが体験していそうなことをネタにすると、ウケやすいです。

大事なのは、「聞いてる人が共感できること」

自分だけが楽しいネタではなく、「みんなで笑える」話を選びましょう。

クスッと笑える言い回しや比喩を使う

いきなり大笑いを狙う必要はありません。

むしろ「ちょっと面白い」「クスッと笑える」くらいが、生徒会演説にはちょうどいいバランスです。

たとえば、

「僕の筆箱は“ブラックホール”みたいです。昨日入れたはずの消しゴムが、今朝には消えてました(笑)」

といったように、ちょっとした比喩や例えを入れるだけで、話にユーモアが生まれます。

話し方に少しだけ工夫を加えるだけで、まわりの反応はグッと変わりますよ。

最後はちゃんと“まじめに”しめる

どれだけ笑いを取っても、演説の目的は「自分の考えや公約を伝えること」です。

だから、最後にはきちんと真面目な内容でしめるのが大切です。

面白いネタの後に、

「…そんな学校を、ちょっとでも楽しく、過ごしやすい場所にしていきたい。だから立候補しました。」

と真剣なメッセージを伝えれば、笑いだけじゃない“想い”が伝わります。

笑いとまじめさのバランスがとれた演説は、聞く人の心に残ります。

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生徒会演説でウケを狙えるネタ・例文20選

ここでは、演説の中に入れやすくて、場の雰囲気も和らげる、ウケ狙いネタの例と使い方を紹介します。

面白い自己紹介の例10選

演説の冒頭で笑いを取ると、一気に空気がやわらぎます。

おすすめなのが“ちょい自虐”系の自己紹介です。

  • 「〇年〇組の○○です。毎朝、目覚ましと格闘して負けてます。今日もギリギリでここに立ってます!」
  • 「よく“まじめそう”って言われますが、提出物の締切に愛されていません。提出物も僕を待っててくれません!」
  • 「〇年〇組の○○です。部活では“声出していこう!”と言われますが、実は家では“静かにして!”と怒られています(笑)」
  • 「演説前はめちゃくちゃ緊張して、さっき手汗で原稿が少しふやけました(笑)」
  • 「〇年〇組の○○です。普段の発言回数は少なめ。でも今日ばかりは、人生最多の発言をここで記録します!」
  • 「〇年〇組の○○です。今のところ、スピーチ中に噛んでいないのが今日イチの奇跡です(笑)」
  • 「〇年〇組の○○です。成績は中の中ですが、やる気は天井知らずです!」
  • 「〇年〇組の○○です。声が小さすぎて、出席確認で3回聞き返される男です。でも今日は、しっかり届けます!」
  • 「〇年〇組の○○です。緊張しすぎて、今たぶん、口の中が砂漠です(笑)」
  • 「〇年〇組の○○です。通知表の“落ち着いて行動しましょう”を3年連続でもらいました。…今年こそ落ち着きます!」

ボケとツッコミ形式の構成の例10選

演説の中に、ちょっとしたボケとツッコミの流れを入れると、聞き手が飽きずに楽しめて、印象にも残ります。

例①:給食改革

「もし僕が生徒会長になったら……給食を毎日デザート付きにします!プリン、ケーキ、アイス全部!(笑)」
「……って、それは無理なんですけど(笑)、でも“もっと楽しみのある給食時間にしたい”とは本気で思ってます。」

例②:体育苦手ネタ

「僕は体育のシャトルランで“最初に帰ってくる才能”があります!」
「……いや、それはつまり体力がないってことなんですけど(笑)、運動が苦手な人にも楽しめる行事を増やしたいんです。」

例③:AIネタ

「最近、AIって何でもできるじゃないですか。でも、生徒会はAIじゃできません。なんでかって?…人の気持ちが読めないからです!」
「だからこそ、僕たちがみんなの声をちゃんと聞いて、動く必要があると思っています。」

例④:朝のテンション改革系

「生徒会長になったら、毎朝ホームルームにBGM流します!選曲はもちろん僕のプレイリストで!」
「……いや、それはさすがに怒られますね(笑)。でも、朝から気分が上がるような取り組みをしたいと思っています。」

例⑤:放課後の夢カフェ構想

「僕が会長になったら、放課後に校内カフェをオープンします!ドリンクはオール100円!」
「……お金どうすんねんって話ですね(笑)。でも、放課後にリラックスできる場所があるといいなって、本気で思ってます。」

例⑥:給食タイム・バラエティ化計画

「給食の時間にクイズ大会!正解したら…おかわり券!」
「……これは夢物語ですが(笑)、ただ食べるだけじゃなくて、もっと楽しくできたらいいですよね。」

例⑦:フェス型文化祭ビジョン

「文化祭の出し物、全部“グルメフェス”にしましょう!屋台だらけの文化祭!」
「……予算がパンクしますね(笑)。でも、もっとみんなが“出たい!”と思える文化祭にしたいです。」

例⑧:忘れ物多発対策チーム結成

「生徒会に入ったら、忘れ物ランキングのトップ10を表彰する制度を作ります!」
「……いや、むしろ改善を促さなきゃですね(笑)。でも、“注意される前に声をかけ合える空気”をつくりたいんです。」

例⑨:朝の支度時間拡張キャンペーン

「僕が会長になったら、1時間目の前に“二度寝タイム”を導入します!」
「……それ、もう学校じゃないですね(笑)。でも、もっとみんなが元気に登校できる工夫はしたいです。」

例⑩:昼休みベンチ争奪問題解決プロジェクト

「僕が生徒会に入ったら、昼休みの“ベンチ取り合戦”にルールを作ります!」
「……いや、そこまで大げさじゃないかもしれませんが(笑)、居場所がもっと増えるといいですよね。」

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生徒会演説でやってはいけない「ウケ狙い」のNG例

ウケを狙った演説は、みんなに笑ってもらえると成功した気分になりますよね。

でも、やり方を間違えると「面白い」どころか、「感じ悪い」「ふざけてる」と思われてしまうこともあります。

ここでは、生徒会演説でやらないほうがいいウケ狙いのパターンを紹介します。

内輪ネタに頼りすぎる

特定の友達とのやりとりや、クラス内でしか通じないような話は避けた方が無難です。

なぜなら、聞いている人たちの多くが、

「え、それどういうこと?」

とポカンとしてしまうからです。

生徒会選挙の演説は、クラスだけでなく全校生徒に向けたもの。

誰にでも伝わる内容・ネタを選ぶことが大切です。

悪ノリや過度な下ネタ

ウケを狙うあまり、ふざけすぎたり、ちょっと下品な内容になってしまうと、

「うわ、それはちょっと…」

と引かれてしまう可能性があります。

特に先生や保護者も聞いている場では、その場に合った“ほどよいユーモア”が求められます。

「笑ってもらえるか」ではなく、「笑っても不快にさせないか」が大事です。

先生や学校を茶化すような発言

先生や学校をいじるような発言は、ついウケを狙いたくなるネタに見えますが、リスクが高めです。

言い方や内容によっては、「失礼だな」と受け取られてしまうこともあるので、避けた方が安心です。

笑いを取るなら、自分や日常の“あるある”で勝負するのが安全です。

説明不足で「ただのふざけた人」になってしまう

ネタを入れたまではいいけれど、真面目なメッセージで締めないと、

「結局この人、何がしたいの?」

と思われてしまうことがあります。

笑いを入れるのはOK。

でも、「自分は何をしたいのか」をしっかり伝えることが一番大切です。

ふざけて終わるのではなく、本気の思いで締めくくりましょう。

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生徒会演説でウケ狙いのネタを成功させる演出・コツ

生徒会演説でウケを狙うなら、話す内容だけでなく、「どう話すか」もとても大切です。

ちょっとした演出や工夫をするだけで、同じセリフでも聞いている人の印象はまったく変わります。

ここでは、演説をより魅力的にするためのコツを紹介します。

間(ま)を大事にする

笑いをとりたいときや、ちょっとしたオチを入れるときは、「間(ま)」が命です。

たとえば、オチの前に一瞬だけ静かになると、話にリズムがついて、笑いが起きやすくなります。

緊張すると早口になりがちですが、

ゆっくり・はっきり・間をとって話すこと

これを意識すると、聞いている人にも伝わりやすくなります。

表情やジェスチャーも使おう

ずっと真顔で話すより、表情が豊かだったり、手振りを少し入れたりすると、話に引き込まれやすくなります。

たとえば、

「これが僕の勝負メシです!」

といいながら自分の胸をポンとたたく、など。

ほんのちょっとの動きでも印象に残ります。

ただし、やりすぎはNGです。

話の邪魔にならない範囲で、自然に入れてみましょう。

原稿を読み上げるより、“話しかける”ように

演説の原稿をずっと下を見て読んでいると、

  • 「棒読みっぽいな…」
  • 「気持ちが伝わらないな」

と思われてしまうこともあります。

できれば、話の流れは覚えておいて、できるだけ顔を上げて話すようにしましょう

覚えるのが不安な人は、何度も練習して“流れ”だけでも体にしみこませておくと、当日も落ち着いて話せます。

動画を撮って練習する

スマホなどで自分の演説を撮ってみると、

  • 思ったより声が小さい
  • 早口になっている

など、客観的に自分のクセに気づくことができます。

自分の演説を見直して、ちょっとずつ直していくと、本番でかなり自信が持てるようになりますよ。

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まとめ

今回は、生徒会演説でウケを狙うためのポイントや注意点、例文をご紹介しました。

生徒会演説でウケを狙うのは、みんなに覚えてもらうチャンスにもなります。

でも大切なのは、ふざけすぎず、自分の想いもちゃんと伝えることです。

共感できるネタやちょっとした笑いを入れながら、「この人になら任せられる」と思ってもらえるような演説を目指しましょう。

笑いとまじめさのバランスが取れたスピーチが、一番心に残ります。

ちなみに、ウケ狙い」以外でインパクトに残る演説をしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください▼

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