中学の卒業文集作成まとめ!例文や書き出しのコツを紹介!

中学の卒業文集の例文や書き方を紹介 入学・卒業

中学校の卒業にあたり、誰しも作成することになる「卒業文集」。

しかし、

中学校で卒業文集を作成することになったけど、書きたいことがないんだけど…。

このような悩みを抱えている中学生の方はきっと多いことでしょう。

そこで当記事では、

  • 中学の卒業文集は何をテーマに書けばいいのか?
  • 中学の卒業文集に合う書き出し例
  • 書き出しの後に使うフォーマット例
  • 中学卒業文集の具体的な例文

についてご紹介していきます。

卒業文集の作成をほんの少しでも簡単にしたい方は、ぜひ最後まで見て参考にしてみてください。

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中学の卒業文集は何をテーマに書けばいい?

卒業文集に記すテーマとしては、以下の4つがあります。

中学の卒業文集のテーマ
  • 将来の夢
  • 学校内の活動(部活、生徒会)
  • 学校行事、イベント
  • 先生との思い出

順番に説明していきます。

将来の夢をテーマにする

一つ目のテーマとしては、将来の夢。

書く内容としては、

■その夢を持つようになった理由

  • その仕事や目標に興味を持ったきっかけについて書いてみる。
  • 例:「子供の頃にケガをしてしまい、その時優しく対応してくれたお医者さんにあこがれて医者になることを決めた」など。

■夢に向かって今していること

  • その夢を叶えるために、今、どんな努力をしているのか?を書いてみる
  • 例:「小説家になりたくて、毎日少しずつ自分の物語書く時間を作っている」など。

などがあります。

こんな感じで、今の時点で将来の夢を持っているのであれば、将来の夢について書くことが一つ目の提案です。

学校内の活動をテーマにする

二つ目のテーマとしては、学校内の活動。

学校内の活動の一例としては、

  • 部活動
  • 生徒会
  • 委員会
  • ボランティア活動

などがあります。

このように中学校で何かに所属して努力していた場合は、その活動内容やこれまでにあった経験を書くのも一つの方法です。

一例を挙げると、以下のような内容です。

参考例
  • 中学ではバスケ部に入り、3年間頑張りました。
  • 練習内容が辛く、くじけそうな時もありましたが、試合に出て勝つこともできたため、練習を頑張ってきて良かったと思っています。

もっと詳しく書くなら、

  • どんな練習内容をどれくらい(期間)行ったのか?
  • どんな試合内容だったのか?
  • 部活メンバーとどんな交流をしていたのか?

などなど、部活などの学校内の活動を3年間頑張ってきた人なら、色々な内容を書くことが可能です。

なので、中学生で何か学校内の活動を行っていたのであれば、その活動内容を書いていくのが二つ目の提案です。

ちなみに、部活をテーマにした時の書き方については、以下の記事で紹介しています▼

「学校行事」、「イベント」をテーマにする

三つ目のテーマとしては、学校行事・イベントなど。

一例を挙げると、次の通り。

  • 運動会
  • 文化祭
  • 修学旅行
  • 合唱コンクール

このような学校行事やイベントは、中学校3年間の中でも印象深く残っていることが多いです。

なので、これら学校行事の「成功体験」「失敗から得た教訓」などを書くのも一つの方法です。

例えば、

  • 文化祭で劇をすることになったが、本番までに小道具を全て用意することができず、悔しい思いをした。
  • でも、この経験から、計画を早めに立てること、効率的に準備を進めなければいけないということを学ぶことができた

といった感じの内容を作成できます。

成功・失敗、どちらでも印象が強く残っているのであれば、学校行事・イベントについて書くのが三つ目の提案です。

ちなみに、以下の記事では、「修学旅行」をテーマにした書き方や例文をご紹介しています▼

先生との思い出をテーマにする

最後のテーマとしては、先生との思い出。

人によっては、

  • 特定の先生と仲良くしていた
  • 部活の顧問の先生と3年間ずっと接してきた

という場合もあると思います。

同じ先生と長い間接し続けていると、色々な思い出が積み重なるものです。

例を挙げると、

  • 勉強内容についていけず、辛い思いをしていた時、担任の先生が勉強を見てくれた
  • 先生のおかげもあって、テストでは90点を取ることができて嬉しかった

など。

もし、部活動の顧問の先生やクラス担任の先生など、特定の先生との間で印象深い思い出があれば、先生について書くのも一つの手です。

中学の卒業文集に合う書き出し例11選

テーマを決めて、いざ卒業文集を書くぞ!と思っても、

「始まりの文章ってどう書けばいいの…?」

と迷ってしまい、スタートできない方も多いかもしれません。

なので、中学の卒業文集に合う書き出し例を11個ご紹介します▼

書き出し参考例
  • 私の将来の夢は○○です。なぜ、○○を目指そうとしているかというと…。
  • 私は○○が好きです。そのため、将来は「○○」に関係した職業に就こうと思っています。
  • 中学〇年で行われた○○。この○○の思い出は、自分の中で強く記憶に残っています。なぜなら…。
  • 中学3年に行った○○。私はこの○○で3つのことを学びました。一つ目に…。
  • この中学3年間の中で特に印象が強かった思い出は、○○です。その理由としては…。
  • 私は3年間、○○に所属しており、色々な経験を得られました。まず一つ目に…。
  • 私にとって中学3年間で一番心に残った行事は、○○です。なぜなら…。
  • 多くの思い出の中で一番心に残っているのは、○○です。
  • 進学したら、私は○○を頑張ろうと思っています。なぜ○○を頑張ろうと思っているのかというと…。
  • 私が中学校で学んだことは3つあります。まず、1つ目として…。
  • 今、中学生活を振り返って最初に思い浮かぶのは、○○のことです。どうしてかというと…。

最初の書き出しが全然分からない場合は、これらの書き出し例から選ぶのも一つの方法です。

書き出しの後に使うフォーマット例

「書き出しの方法は分かった!でも、その後の書き方も教えてほしい…。」

こういう方もいるかもしれませんので、最初の書き出しの後の文章構成もご紹介します。

以下のフォーマットに沿って書いていけば、スムーズに卒業文集作成がスムーズに進むかもしれません。

フォーマットの参考例

■タイトル:「中学の部活で学んだこと」

私は3年間、○○に所属しており、色々なことを学べました。

まず一つ目として、○○を学べました。

(詳細を書く)

二つ目としては、○○を学ぶことができました。

(詳細を書く)

最後に、○○を学ぶこともできました。

(詳細を書く)

中学の部活3年間では、これら多くのことを学ぶことができ、すべてが私の成長につながりました。

これらの学んだことを忘れず、進学後でも活かせるよう努力していこうと思います。

このように、学んだこと、経験、思い出を3つ用意し、それぞれ詳細を書いていくことで、スムーズに書ける可能性があります。

なので、テーマとしては、多くの経験、思い出があるものを選ぶことを検討してみてください

中学卒業文集の具体的な例文

「卒業文集の具体的な例文を見て、どんな流れで書けばいいか知りたい!」

そんな方向けに、卒業文集の具体的な例文を3つご紹介します。

中学卒業文集の例文①:「私の将来の夢」

中学の卒業文集の例文①

■タイトル:「私の将来の夢」

私が将来なりたいのは宇宙飛行士です。

この夢を持つようになったのは、小学生の時に宇宙について学んだことがきっかけです。

中学2年生の時、地学の授業で宇宙の広がりや星の誕生について詳しく学びました。

宇宙がどれほど広大で未知なのかを知り、私の興味はさらに深まりました。

また、テレビで国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する宇宙飛行士のドキュメンタリーを見たことも、大きな影響を与えました。

そのドキュメンタリーで、宇宙飛行士が地球を見下ろす姿や、宇宙での生活の様子を見て、自分もいつかはあの場所に立ちたいと強く思うようになったのです。

宇宙飛行士の仕事がただ科学実験だけでなく、地球や人類への大きな貢献をしていることに心から感動しました。

しかし、宇宙飛行士になるためには、物理や化学などの科学の知識だけでなく、体力も必要です。

そこで私は、学業はもちろんのこと、体を鍛えるためにも積極的に運動に励んでいます。

特に水泳は宇宙飛行士の訓練にも似ていると聞いて、毎週プールでトレーニングをしています。

中学1年生の時は、はっきりとした将来の夢はありませんでした。

ですが、今は自信を持って「宇宙飛行士になりたい」と言えます。

高校ではさらに深く科学を学び、将来はこの夢を実現するために努力を続けていくつもりです。

私の目標は、宇宙から地球を見ることができる宇宙飛行士になり、新しい発見を地球にもたらすことです。

中学卒業文集の例文②:「中学生活で得た大切なもの」

中学の卒業文集の例文②

■タイトル:「中学生活で得た大切なもの」

中学生活を振り返ると、特に心に残る3つの出来事があります。

たくさんの思い出がある中から、今回は私にとって特別な3つのエピソードを紹介します。

一つ目は、中学2年生の時の文化祭です。

私は劇の主役を演じることになり、大役を果たすために何度も練習を重ねました。

初めての大きな役だったので緊張もしましたが、クラスメイトと協力して成功させた時の達成感は今でも忘れられません。

次に、生徒会の副会長としての活動です。

学校の行事計画や意見の調整など、多くの責任を担いました。

時には意見がぶつかることもありましたが、そうした経験が人とのコミュニケーション能力を高めてくれたと感じています。

チームで何かを成し遂げる喜びを知ることができました。

最後に、最後の運動会です。

私はリレー競走のアンカーを務め、そのプレッシャーは今までにないものでした。

最終的に私たちのクラスは2位に終わりましたが、その経験が自分の精神的な強さを試す良い機会になりました。

この3年間、楽しいことも苦労もたくさんありましたが、すべてが私を成長させてくれた大切な時間でした。

これからの人生でも、中学3年間で学んだことを活かし、努力していきたいと思います。

中学卒業文集の例文③:「バスケットボール部での成長」

中学の卒業文集の例文③

■タイトル:「バスケットボール部での成長」

中学校での3年間、バスケットボール部は私にとってただのスポーツを超えた意味を持っていました。

技術的な向上はもちろん、心の成長も感じることができました。

今回は、特に印象に残っている3つの挑戦について話したいと思います。

一つ目の挑戦は、シュートの技術を向上させることでした。

私はもともとシュートが苦手で、試合で点を取ることがほとんどできませんでした。

でも、毎日の放課後も練習を重ねることで、少しずつ上達し、最終的にはチームで頼れるシューターの一人にまでなりました。

顧問の○○先生や先輩との追加練習を行ったことが、私を大きく成長してくれたきっかけだと思っています。

次の挑戦は、ディフェンス能力を上げることです。

バスケットボールは攻撃だけでなく、守備もとても重要です。

私は足が遅く、速い相手に対応するのが苦手でした。

しかし、足の動きを速くするトレーニングを始めたおかげで、試合での守備力が格段に向上しました。

最後に、チームのキャプテンとしての大きな役割を担いました。

キャプテンとして、ただチームをまとめるだけでなく、新しいメンバーがチームに慣れるように助ける責任もありました。

これはプレッシャーも大きかったですが、人間関係のスキルをみがく良い機会にもなりました。

これらの挑戦はすべて、私が中学生活を通じて学んだ大切な教訓です。

バスケットボール部での時間は、自分を成長させる大切な場所で、たくさんの大事なスキルも学べました。

これからの高校生活でも、中学での経験を活かしてさらに成長していきたいと思います。

まとめ

今回は、中学の卒業文集作成についてテーマ選びや書き出しのコツ、具体的な例文をご紹介しました。

テーマ選びや文章の内容で悩むことが多い卒業文集。

ただ、

  • 学校内の活動
  • 学校行事

について振り返るだけでも、テーマとある程度の内容を書けると思います。

もし、途中でどう書けばいいか分からなくなってしまったら、当記事を参考にして再びチャレンジしてみてください。