卒業式で答辞を読むことは、卒業生にとっては名誉なことです。
しかし、一体どんな生徒がこの重要な役割を任されるのか、分からない人も多いはず。
そこで当記事では、卒業式で答辞を読む生徒がどのように選ばれるのか、簡単に説明します。
卒業式で読む答辞について
卒業式で行う答辞は、卒業する生徒が先生やクラスメイトに感謝の気持ちを伝える大切なスピーチです。
このスピーチでは、
- 先生方やクラスメイトへの感謝の気持ち
- 印象的だった学校での出来事
などを話します。
そして、スピーチは以下のような内容で話していきます。
答辞で話す内容
- 開会のあいさつ
- 卒業式を開いてくれたことへの感謝
- 出席者全員への感謝の言葉
- 学校生活での思い出話
- 助けてくれた人たちへの感謝
- 学校に対する願いや期待
- 卒業後にやりたいことや目標
答辞の時間としては、短ければ1分~2分。
長ければ、5分くらいかかる場合もあります。
答辞の内容としては、有名な言葉や詩を引用することもありますが、誠実で心に響く言葉を使うことが求められます。
卒業式で答辞を読む生徒の選定基準について
卒業式での答辞は、学年から選ばれた生徒が行いますが、この役割は簡単に誰にでも与えられるわけではありません。
各学校には答辞を行う生徒を選ぶための特別な基準があり、選ばれる方法も学校によって異なる可能性があります。
以下に、一般的な選定基準をいくつか記します▼
- 自分から志願して選ばれる生徒
- 先生や同級生からの推薦
- 学業成績が優れている生徒
- 生徒会活動に参加している生徒
- 部活動や課外活動で成果を挙げている生徒
このように、志願・推薦以外なら、色々な分野で目立つ成績を持っている生徒が選ばれることが多いかもしれません。
ちなみに、「クラス名簿の先頭にいる生徒」といった名簿の位置で決めるパターンもあります。
もちろん全ての学校でその案を採用するかどうかは違ってきますが、一つの方法として存在していることは確かです。
まとめ
今回は、卒業式の答辞の内容と、答辞を読む生徒がどのように選ばれるのか、ご紹介しました。
答辞を読む生徒の選ばれ方としては、学校によって違います。
ただ、一般的には、
- 成績がトップクラスだった
- 生徒会長として1年間頑張っていた
- 部活動の大会で優秀な結果を残した
など、校内の誰の目から見ても「この人なら納得!」と思われる方が選ばれる可能性があります。