子どもが参加する「職場体験」。
学校や職場体験先によっては、保護者から挨拶を求められることもあります。
とはいえ、
「どんな挨拶をすれば失礼にならないのだろう?」
と迷ってしまう方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、職場体験で保護者が行う挨拶の文例とマナーをシーン別にわかりやすくご紹介します。
安心して挨拶できるように、ぜひ参考にしてみてください。
職場体験での保護者からの挨拶文例

ここでは、職場体験で保護者が使える挨拶文例をシーンごとにご紹介します。
当日に直接挨拶
「本日はこのような貴重な体験の機会をいただき、誠にありがとうございます。子どもも不慣れな点が多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
「お忙しいところ、子どもの職場体験を受け入れてくださりありがとうございます。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導いただけますと幸いです。」
メール・手紙で挨拶
「○○中学校△△の保護者です。このたびは職場体験の機会をいただき、誠にありがとうございます。本人も社会の仕組みを学ぶ大切な経験になると楽しみにしております。至らぬ点も多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
「拝啓 このたびは子どもの職場体験にご協力いただき、心より御礼申し上げます。日頃経験できない貴重な学びの場をいただけることに感謝しております。子どもはまだ未熟な部分が多く、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。」
電話での簡単な挨拶
「○○中学校△△の保護者でございます。このたびは子どもの職場体験を受け入れていただき、ありがとうございます。至らない点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
「○○中学校△△の保護者です。職場体験では子どもがお世話になります。ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。」
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職場体験での保護者からの挨拶で気を付けるべき点

職場体験で保護者が挨拶をする際には、長々と話す必要はありません。
大切なのは、相手に「丁寧な姿勢」と「感謝の気持ち」をしっかり伝えることです。
ここでは特に気を付けたい2つのポイントをご紹介します。
感謝をしっかり伝える
職場体験は、企業やお店など受け入れ先の協力があってこそ成り立ちます。
そのため、最初に、
「子どもを受け入れてくださりありがとうございます」
という感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切です。
なので、挨拶の中には、
「貴重な機会をいただきありがとうございます」
「お忙しい中ご協力いただき感謝いたします」
といった言葉を入れると、誠意が相手に伝わりやすくなります。
子どもの至らなさへのフォローを一言添える
子どもはまだ社会経験が少なく、挨拶や行動で不慣れな点が出てしまうこともあります。
そのため、保護者の挨拶の中では、
「至らない点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします」
とひとこと添えておくと、受け入れ先も安心して子どもを受け入れやすくなります。
この一言は、「指導していただけるとありがたい」という前向きな気持ちを伝える意味合いがあります。
まとめ
職場体験での保護者の挨拶は、感謝の気持ちを伝えることと、子どもの至らなさをフォローする一言を添えることが大切です。
どの場面でも、
- 「ありがとうございます」
- 「よろしくお願いいたします」
という言葉を入れるだけで、誠意のこもった印象を与えることができます。
ぜひ本記事の文例を参考にしながら、自然で気持ちのこもった挨拶を心がけてみてください。
ちなみに、学校から求められる「保護者からの一言コメント」については、以下で詳しく紹介しています▼