部活

【部活保護者会】会長挨拶の例文6選|感謝が伝わる話し方のコツも紹介

部活保護者会の会長挨拶の例文6選 部活
記事内に広告が含まれています。

部活動を支える保護者会。

その中心となる「会長」として、行事の場などで挨拶を任されることもありますが、

「会長挨拶として、何を話せばいいのか分からない…。」

と、悩んでいる方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、保護者会会長としての挨拶の例文を6パターンご紹介します。

さらに、感謝が伝わる話し方のポイントや注意点もわかりやすく解説しています。

大切な場面であなたの言葉がきちんと伝わるように、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

部活保護者会の会長挨拶|基本構成とポイント

挨拶について難しく考える必要はありません。

「感謝の気持ちを伝えること」を軸にして、自分らしい言葉で話せば、それだけでしっかり伝わります。

ここでは、会長挨拶で意識しておきたい基本の構成と、話すときのコツをわかりやすくご紹介します。

基本構成を押さえると話しやすくなる

挨拶は、シンプルな構成を意識するとスムーズに話せます。

基本は、以下の5つの流れで組み立てていきましょう。

挨拶の基本構成
  • STEP1
    導入(あいさつ・自己紹介)

    まずは「本日はお集まりいただき、ありがとうございます」など、聞いてくれる方への一言からスタート。

  • STEP2
    感謝の気持ちを伝える

    顧問の先生、保護者の皆さん、子どもたちへの感謝の言葉を忘れずに。

  • STEP3
    部活動の様子や成果の紹介

    活動の取り組みや大会での結果、子どもたちの頑張りなどを簡単に共有。

  • STEP4
    今後へのお願い・協力の呼びかけ

    今後も協力をお願いしたいことや、一緒に支えていきたい思いを伝えましょう。

  • STEP5
    締めの言葉

    「今後ともどうぞよろしくお願いいたします」など、丁寧に結びます。

この流れをベースにすれば、どんな場面でも対応しやすくなりますよ。

難しい言葉より“気持ち”が大切

挨拶だからといって、かしこまった言葉や専門的な表現を使う必要はありません。

大事なのは、あなたの想いが伝わるかどうかです。

たとえば、「ご尽力いただき誠にありがとうございます」もいいですが、

「いつも本当にありがとうございます」

と、普段の言葉で伝える方が温かく響くことも多いんです。

聞いている人も、

「(気持ちがこもってますね)」

と感じられるのは、背伸びしすぎない言葉です。

長すぎず短すぎず、ほどよい時間を意識する

挨拶は、3分~5分ほどを目安にするとちょうど良い印象になります。

短すぎるとそっけなく感じられますし、長すぎると聞いている側も疲れてしまいます。

原稿にすると、原稿用紙で1~2枚程度(400~800字くらい)を目安にすると安心です。

事前に一度声に出して読んでみて、時間を確認しておくと、より落ち着いて本番に臨めますよ。

スポンサーリンク

部活保護者会の会長挨拶|シーン別の例文集

保護者会の会長としての挨拶には、場面ごとにふさわしい言葉の選び方があります。

たとえば、

  • 年度のはじまりを迎える総会
  • 試合前の激励
  • 卒業を迎える送別会

など、それぞれの「シーン」によって伝えたい内容や雰囲気も少しずつ変わってきます。

ここでは、そんなシーンごとの違いを意識しながら、実際に使える挨拶の例文をご紹介します。

【総会】年度始めのご挨拶(4月~5月)

新年度最初の総会で述べる挨拶文の例を2つご紹介します。

例文①:シンプルでやさしい挨拶

みなさん、こんにちは。

本日はお忙しい中、保護者会総会にご出席いただき、ありがとうございます。

今年度、○○部の保護者会会長を務めさせていただくことになりました、○○(氏名)と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

まだまだわからないことも多いのですが、子どもたちが楽しく、そして安心して活動できるよう、微力ながらお手伝いさせていただきます。

保護者の皆さまのご協力をいただきながら、一緒に見守っていけたらと思っています。

どうぞ1年間、よろしくお願いいたします。

例文②:顧問や子どもたちへの感謝を含めた挨拶

皆さま、本日はご多用の中お集まりいただき、誠にありがとうございます。

今年度、○○部保護者会の会長を務めさせていただくことになりました○○です。

よろしくお願いいたします。

日頃からご指導いただいている顧問の先生方、そして部活動に真剣に取り組む子どもたちに、まずは心から感謝申し上げます。

私たち保護者も、それぞれ忙しい中ではありますが、少しずつ力を出し合いながら、部の活動を支えていけたらと思っています。

不慣れな点もあるかと思いますが、どうぞ温かく見守っていただければ幸いです。

これから1年間、どうぞよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

【保護者会中間報告】活動報告と今後のお願い

これまでの活動報告と、今後の予定や協力のお願いを伝える挨拶文の例を2つご紹介します。

例文①:明るく簡潔、報告中心のスタイル

皆さま、こんにちは。

○○部保護者会会長の○○です。

本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。

まずは、日頃から部活動へのご理解とご協力をいただいている保護者の皆さま、そしてご指導くださっている先生方に、心より感謝申し上げます。

今年度の活動も折り返し地点を迎え、これまでに行われた○○大会や○○練習試合など、子どもたちが一生懸命取り組んでくれている姿をたくさん見ることができました。

今後は秋の大会や合宿など、準備が必要なイベントも予定されています。

それに伴い、保護者の皆さまのお力をお借りする場面もあるかと思います。

どうぞ引き続きのご協力をお願いいたします。

最後になりますが、今後も子どもたちが安全に、そしてのびのびと活動できるよう、私たち保護者も一緒にサポートしていけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

例文②:感謝と一体感を強調

皆さま、こんにちは。○○部保護者会の○○です。

お忙しい中、本日はご参加いただきありがとうございます。

まずは、これまで部活動を見守り支えてくださった保護者の皆さま、そして熱心にご指導くださっている顧問の先生方に、心から御礼申し上げます。

この半年間で、子どもたちは技術面だけでなく、挨拶やチームワークといった面でも大きく成長していると感じています。

最近では○○大会に出場し、健闘する姿を見せてくれました。

今後は秋のイベントや、次年度に向けた準備も少しずつ始まっていきます。

保護者同士も連携しながら、引き続き協力し合って進めていけたらと思っています。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

【送別会】卒業生を送る会での挨拶(2月~3月)

卒業生や保護者への感謝の気持ちを伝えられる挨拶文の例を2つご紹介します。

例文①:子どもたちの成長を見守る感謝のスピーチ

皆さま、こんにちは。○○部保護者会の○○です。

本日はご多用の中、「卒業生を送る会」にご出席いただき、ありがとうございます。

まずは、これまで部活動を支えてくださった先生方、そして保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

この3年間、練習がうまくいかない日や、仲間とぶつかることもあったと思いますが、子どもたちはそうした日々を乗り越えて、今日まで本当によく頑張ってきました。

私たち保護者も、その姿に何度も励まされ、成長を実感することができました。

きっとこの経験は、これからの人生にとっても大きな力になると信じています。

卒業後、それぞれの道を歩んでいく子どもたちを、これからも温かく見守っていけたらと思います。

最後になりますが、ここまで支えてくださった皆さまに、改めて感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

例文②:支えてきた全員への感謝と労いのスピーチ

皆さま、本日はお忙しい中お集まりいただき、ありがとうございます。

○○部保護者会の○○です。

本日の送別会にあたり、まずはここまでの部活動を支えてくださった先生方、そして日々ご家庭で見守ってこられた保護者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

この3年間、楽しいことばかりではなかったと思いますが、子どもたちは仲間とともに悩み、励まし合いながら、最後までやり抜いてくれました。

その姿に、私たちもたくさんの感動や学びをもらいました。

後輩たちにとっても、3年生の姿は大きな刺激になったと思います。

これからはそれぞれの進路に向かって歩んでいく子どもたちを、私たち保護者も変わらず応援していけたらと思います。

最後になりますが、ここまで支えてくださったすべての方々に、改めて感謝申し上げます。

ありがとうございました。

スポンサーリンク

部活保護者会の会長挨拶で気をつけたい言い回し&NG例

いざ挨拶をしようとすると、どんな言葉を選べばいいか迷ってしまう方も多いと思います。

ここでは、保護者会の会長挨拶で「避けたほうがいい表現」や「気をつけたい言い回し」をいくつかご紹介します。

ちょっとした言葉の選び方で、伝わり方がぐっと良くなりますよ。

ネガティブな表現は避けよう

たとえば、こんな言い回しには注意が必要です:

  • 「今年はうまくいかなかったですが…」
  • 「本当はもっとやれたと思いますが…」

こういった表現は、事実だったとしても、せっかくの挨拶の場では聞き手にネガティブな印象を与えてしまいます。

そのため、できれば、

「○○に苦労しましたが、その分、成長も感じられました」

など、前向きな言い換えを心がけましょう

自分語りが長くなりすぎないように

ついつい自分の想いがあふれて、挨拶が「自分の話」中心になってしまうこともあります。

たとえば、

  • 「私がこの部活に関わるようになったきっかけは…」
  • 「子どもが〇年生のとき、私も色々と…」

といった話が長く続くと、聞いている側は少し置いてきぼりになってしまうかもしれません。

もちろん、ご自身の経験を少し交えて話すのはとても良いことです。

しかし、あくまで「保護者全体への挨拶」であることを意識して、バランスをとりましょう

誰かを特別に褒めすぎない

個人名を出して特定の保護者や生徒を強調しすぎるのも、場合によってはトラブルのもとになりかねません。

「○○さんが毎回全部やってくれて…」

というような発言は、他の方に気を使わせてしまうこともあります。

褒めたい気持ちは大切ですが、なるべく、

  • 「皆さん」
  • 「先生方」
  • 「部員たち」

といった全体に向けた言葉を使うと、場の雰囲気もやわらかくなります。

丁寧だけど、難しすぎない言葉を選ぼう

  • 「多大なるご尽力を賜り…」
  • 「甚だ僭越ではございますが…」

こういった表現は、ちょっと堅すぎて聞き手に伝わりにくくなることもあります。

なので、

  • 「いつも本当にありがとうございます」
  • 「皆さんのおかげで、子どもたちがのびのびと頑張れています」

といった、自然であたたかい言葉を意識するだけで、グッと伝わりやすくなりますよ。

スポンサーリンク

まとめ

今回は、部活保護者会の会長挨拶の例文や、話し方のポイント・注意点などをご紹介しました。

保護者会の会長挨拶は、難しい言葉や完璧なスピーチである必要はありません。

大切なのは、「ありがとう」「これからもよろしくお願いします」という気持ちを、自分の言葉で伝えることです。

少し緊張していても大丈夫です。

聞いている人は、あなたの想いをちゃんと受け取ってくれます。

この記事の例文やポイントが、あなたの準備の助けになればうれしいです。

ちなみに、部活保護者会で役立つ情報をまとめた記事が他にもありますので、良ければ参考にしてみてください▼

スポンサーリンク