新しい学年が始まると、多くのクラスで学級委員の選出が行われます。
皆さんのクラスでも、どの生徒が学級委員に選ばれるか、気になるところでしょう。
しかし、いったいどんな生徒が学級委員に選ばれやすいのか、疑問に思う人は多いはず。
そこで当記事では、学級委員に選ばれる生徒のタイプについて解説します。
学級委員に選ばれる生徒のタイプとは?
以下の特徴を持っている人が学級委員に選ばれる可能性があります▼
- 場の空気を明るくできる
- 普段から誰にでも優しく接している
- 堅苦しくなく気楽
順番に説明していきます。
場の空気を明るくできる
まず、クラスの雰囲気を明るくできる「ムードメーカー」的な人が候補として挙げられます。
新しいクラスになると、初めて会う生徒が多くて、緊張する人も多いはず。
ただ、そんな状況の中でも、明るく声をかけることができる人だと、
「初めて接する人だけど、明るくて良い人かも」
と、その人に対して良い印象が残るのです。
また、学校では色々な行事・イベントがありますが、
- 合唱コンクールの練習がまとまりがない
- 体育祭の競技でクラスが負けてしまった
など、練習・本番で上手くいかず、雰囲気が重くなってしまう場合もあります。
ただ、そんな時に、
おつかれ~!次の競技は頑張ろうぜ~!!
といった感じで真っ先に声かけてくれると、「うん、そうだ!頑張ろう!」って思えるんですよね。
このように、クラスの空気を明るく保つことができる人は、クラス全員からの印象も良いです。
普段からクラスメイトに優しく接している
次に、誰にでも優しく接することができているかが大切かもしれません。
たとえば、
- あまり接したことのないクラスメイトが何かをなくして困っていたら、一緒に探してあげる
- 誰かがケガをしたら真っ先に駆け寄って保健室に連れて行く
など、クラスメイト、見知った生徒、接したことの生徒、誰でも関係なく優しくできるかどうかということです。
実際、小学生時代にこういう子がいたのですが、とてつもなく優しかったため、周りから信頼されていました。
そして、当たり前のように学級委員に選ばれていました。
誰でもこのようなことができるとは限りません。
ただ、こういった優しい行動の積み重ねを続けることで、クラスメイトから信頼され、学級委員に選ばれる可能性があります。
堅苦しくなく気楽
学級委員の候補には、堅苦しくない人も含まれることがあります。
多くの人は学級委員と聞くと、「真面目な性格」の人を想像するかもしれません。
しかし、実際には、真面目で堅苦しいタイプよりも、気軽でフレンドリーな生徒の方が選ばれやすい場合があります。
なぜなら、真面目な生徒よりも、
- ノリが軽くて面白い
- 何かミスっても許してくれる
といった生徒の方がクラスの雰囲気を和やかに保ってくれるかもしれないからです。
このような性格の生徒は、問題が起こったときにも、
- 「これくらい大丈夫だよ!余裕、余裕!」
- 「まずは落ち着いて、これからどうするか考えようよ。」
といった軽い雰囲気で緊張をほぐし、全員を笑わせたりして問題を緩和してくれる可能性があります。
ですが、真面目で堅苦しいタイプの人だと、
- 「どうしてこんなこと起こったの?」
- 「何が原因なの?」
と問題を深刻に捉え、クラス全体のムードを重たくしてしまう可能性があります。
このように問題の原因を追及することは、別に悪いとは思いません。
ただ、そのような行動を何度もしていると、クラスメイトからの印象は良くないかもしれません。
なので、真面目な人よりも、堅苦しくなく気楽な性格の人の方が学級委員に選ばれる可能性はあります。
学校の成績や評価だけで学級委員に選ばれるとは限らない
学級委員に選ばれるタイプとして、
- 成績がいつも良い
- スポーツ万能で大会に何度も出場している
こういう方が候補に挙げられると思っている人もいるかもしれません。
しかし、実際に学級委員に選ばれるには、
クラスメイトからどれだけ信頼されているか?
ということが大事です。
もちろん、学校によっては、
- 先生が独断で決める
- 推薦によって決まる
という場合もあるかもしれません。
ただ、クラスメイトからの投票で学級委員が選ばれる場合、
- 「この人なら学級委員にふさわしい!」
- 「この人が学級委員なら、楽しく学校生活を過ごせるかも!」
と多くのクラスメイトに思われる必要が出てきます。
ですから、「学級委員に選ばれたい!」と思うなら、クラスメイトや周りの人に対して、誠実で協力的な態度を示すことが大切かもしれません。
まとめ
今回は、学級委員に選ばれる生徒のタイプについてご紹介しました。
私の過去の学校生活では、学校の成績・評価よりも、
- 場の空気を明るくできる
- 普段から誰にでも優しく接している
- 堅苦しくなく気楽
こういった特徴を持つ人が学級委員に選ばれていました。
なので、もし学級委員を目指しているのであれば、信頼されるような行動を心掛け、みんなが気軽に話せるような存在になることが大切かもしれません。