発表会

保育園の発表会後のお礼を保護者へ|文例集&書き方のポイント

保育園の発表会|保護者へのお礼文例&書き方 発表会
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保育園で行われる一大イベント「発表会」。

発表会が終わったあとには、園だよりや園サイトで「保護者へのお礼」を掲載するため、

「どんな内容を書けば失礼がなく、気持ちがきちんと伝わるのだろう…」

と迷う方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、保育園の発表会後に保護者へ伝えるお礼文の例文と、書き方のポイントをご紹介します。

気持ちが自然と伝わる文章を作るためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

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保育園の発表会お礼文に入れたい3つのポイント

ここでは、保護者に気持ちが届く3つのポイントをご紹介します。

① 来場・準備・日頃の理解への感謝

まずは一番大事な「ありがとう」を最初に置きましょう。

保護者が発表会に参加するためには、

  • 時間の調整
  • 衣装の準備や持ち物の確認
  • 当日に向けた体調管理

など、目に見えない協力がたくさんあります。

こうした支えに触れることで、保護者の努力にきちんと目を向けている印象が伝わります。

書く内容は難しくなくて大丈夫です。

たとえば、次のような要素のうち1~2つ入れるだけで十分「丁寧さ」が出ます。

  • 来場への感謝
  • 温かい拍手や見守りへの感謝
  • 衣装・持ち物準備への感謝
  • 体調管理や日頃の園への理解への感謝

ポイントは、具体的にしすぎて負担感を強めないこと

たとえば、

「ご家庭でのご協力のおかげで~」

とまとめる言い方なら、どの家庭にもやさしく届きますよ。

② 子どもたちの成長や当日の姿の共有

次に入れたいのが、「子どもたちの姿の共有」です。

お礼文は“子どもの成長が見える一言”が入ると、保護者の心に残りやすくなります。

ここで大切なのは、

「その子なりの一歩」や「クラスで積み重ねてきた過程」に目を向けること

です。

たとえば、こんな視点が書きやすいです。

  • 緊張しながらも最後までやり切った
  • 友だちと一緒だから安心して舞台に立てた
  • 声や表情が練習よりも自信に満ちていた
  • 当日に向けて少しずつ意欲が高まっていった

“練習の様子→当日の姿”の流れを1文で入れる

これだけで、文章に温度が出ます。

クラスだよりなら少し具体的に園だよりなら全体が伝わる表現にするのがおすすめです。

③ 家庭と園での今後の見守り・連携メッセージ

最後は、「これからにつながる一言」です。

発表会は行事のゴールであると同時に、子どもたちにとっては

“次の自信や意欲につながる通過点”

でもあります。

ここでは、「園としての見守り姿勢」「家庭へのやさしいお願い」をセットで添えると、自然にまとまります。

  • 園:今回の経験を日々の遊びや活動に生かしていく
  • 家庭:当日の頑張りをぜひ認めてあげてほしい

この一文があるだけで、

「行事で終わらず、日常保育へつながっていく」

という印象が伝わります。

また、保護者に何かお願いするときは、負担に感じない言い方が安心です。

たとえば、

「ぜひご家庭でも話題にしていただけたら幸いです」

「お子さんの頑張りを言葉にしていただければと思います」

このくらいの柔らかさがちょうどいいですよ。

保護者へ伝える発表会のお礼文例4選

ここでは、保護者へ向けたお礼文例を4つご紹介します。

状況に合わせてご活用ください。

短文のお礼文例

先日はお忙しい中、発表会にご参加いただきありがとうございました。

温かい拍手や見守りのおかげで、子どもたちは緊張しながらも最後までやりきることができました。

今回の経験が一人ひとりの自信につながるよう、これからも園とご家庭で一緒に成長を見守っていければと思います。

0~1歳児クラス向けのお礼文例

先日は発表会にお越しいただき、子どもたちを温かく見守ってくださりありがとうございました。

衣装や持ち物のご準備、当日に向けた体調管理など、日頃からのご協力にも心より感謝いたします。

発表会に向けての時間は、子どもたちにとって小さな挑戦の連続でした。

そのため、いつもと違う雰囲気に戸惑っている様子もありました。

ですが、先生の声や友だちの存在に支えられながら、少しずつ安心して過ごせるようになっていきました。

当日は、大きなことを“できた”というよりも、その場に参加して、いつもの笑顔やしぐさを見せてくれたことが何よりうれしく感じたものです。

ふとした表情や動きのひとつひとつに、この一年の育ちが詰まっているようで、私たちも胸が温かくなりました。

今回の経験が、子どもたちの安心感や「やってみよう」の気持ちにつながるよう、これからも丁寧に関わっていきます。

ご家庭でも当日の様子を話題にしながら、やさしく声をかけていただけたらうれしいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2~3歳児クラス向けのお礼文例

先日は発表会にお越しいただき、ありがとうございました。

日程の調整や事前のご確認など、保護者の皆さまのご協力に心より感謝いたします。

この時期の子どもたちは、「やってみたい!」という気持ちがぐんと育つ一方で、気分や緊張に左右されやすい年齢でもあります。

練習では、やる気いっぱいで張り切る日もあれば、ちょっぴり照れて後ろに隠れる日もありました。

それでも、先生や友だちとやりとりを重ねる中で、少しずつ“自分の番”を楽しみにできるようになっていったことが、とても嬉しい成長でした。

当日は、みんなで同じリズムを感じながら動いたり、友だちの声に合わせて反応したりする様子から、クラスの一体感も感じられる時間となりました。

今回の経験が、子どもたちの「もっとやってみたい」「またみんなとやりたい」という気持ちにつながるよう、これからの園生活でも遊びや活動を広げていきます。

ご家庭でも当日の頑張りを一言でも褒めていただけましたら幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

4~5歳児クラス向けのお礼文例

先日は発表会にお越しいただき、ありがとうございました。

お仕事やご家庭のご予定の中で時間を作ってくださったこと、そして日々温かく応援してくださったことに、心より感謝いたします。

この発表会に向けて、子どもたちは「どう見せたいか」「どうしたらもっと良くなるか」を自分たちなりに考えながら取り組んできました。

当日は、友だちと気持ちをそろえて表現する姿や、自分の役割を意識して堂々と立つ姿が印象的でした。

練習を重ねてきたからこそ出せた表情や声に、子どもたちの自信と誇らしさがにじんでいて、私たちも胸が熱くなりました。

今回の経験は、子どもたちにとって大きな達成感につながったと思います。

これからの園生活の中でも、この「やり切った力」や「友だちと作り上げる喜び」を大切に育てていきます。

ご家庭でも、当日の頑張りや素敵だったところを、ぜひ話題にしていただけたらうれしいです。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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保護者への保育園の発表会後のお礼文に関するまとめ

発表会後のお礼の言葉は、ただ感謝を伝えるだけではありません。

迷ったときは、この3つを意識すれば大丈夫です。

  • 保護者への協力に対する感謝
  • 子どもたちの成長や頑張りの共有
  • 今後の成長をともに見守るメッセージ

発表会で感じた温かな時間を、感謝の気持ちとともに言葉にして届けてみてください。

何気ないひと言が、保護者の心にきっと届くはずです。

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