生徒会選挙に立候補したときに登場する「公報」。
ただ、いざ書こうとすると
「公報って、どんな内容を書けばいいの…?」
と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、生徒会選挙・公報の書き方について、例文や構成のポイントをわかりやすく解説します。
公報を書けるようになるヒントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
生徒会選挙・公報の基本的な書き方・構成

公報を書くときは、「誰が、なぜ、どんな思いで立候補しているのか」を全校に伝えることが大切です。
難しく考える必要はなく、以下の流れに沿って書いていきましょう。
① 氏名・学年・立候補する役職
まずは、自分が誰なのかをはっきり示すことが必要です。
「3年2組 ○○ ○○ 生徒会長に立候補しました」
このように、学年・クラス・名前・立候補する役職を最初に書きましょう。
ここはシンプルにまとめるのがポイントです。
② 立候補の理由
次に、「なぜ立候補しようと思ったのか」を書きます。
たとえば、
「学校をもっと楽しい場所にしたいから」
「全校生徒が安心して生活できる学校にしたいから」
など、自分の気持ちを正直に伝えると良いです。
大切なのは、「自分の思い」が伝わるように書くこと。
きれいな言葉にするよりも、自分の言葉で熱意を込めるほうが読んでいる人の心に届きます。
③ 学校の課題や現状への気づき
理由を伝えたら、次に「今の学校にどんな課題があるのか」を示すと説得力が増します。
ここでは、ネガティブに批判するのではなく、改善できるポイントを冷静に見つけることが大事です。
問題意識を持っていることを示せば、信頼感が高まります。
「掃除の時間に集中して取り組めていない」
「行事のときに一部の人しか活躍できていない」
④ 自分の公約・取り組みたいこと
課題を示したら、それをどう改善したいのかを「公約」として書きましょう。
公約は大きな夢よりも、具体的で実現できそうなものにするのがポイントです。
投票する生徒は「本当にできるかどうか」を重視するので、現実的な案を示すと安心感があります。
「給食の残食を減らすためにアイデアを募集する」
「全校が参加できるイベントを増やす」
⑤ 自己PRや強み
ここでは「自分なら生徒会役員にふさわしい」と思ってもらえるように、自分の長所を書きましょう。
経験がなくても、
- 「人の意見をよく聞ける」
- 「コツコツ努力できる」
など、性格的な強みをアピールできます。
大切なのは、役職に活かせそうな自分の特徴を伝えることです。
「学級委員を経験したので責任感があります」
「部活動でみんなをまとめてきました」
⑥ 最後の呼びかけ・意気込み
最後は読み手に向けて、力強いメッセージを送りましょう。
短くても大丈夫ですが、前向きな姿勢をしっかり見せることが重要です。
ここで熱意が伝われば、印象に残りやすくなります。
「みなさんと一緒に学校をより良くしていきたいです。応援よろしくお願いします!」
生徒会選挙・公報の例文

ここでは、2つのテーマを取り上げた公報の例文を紹介します。
自分が伝えたい思いや目指す学校像を考えながら、ぜひ参考にしてみてください。
私は、○年〇組の○○○○です。
今回、生徒会副会長に立候補しました。
私が立候補した理由は、もっと生徒みんなが意見を言いやすい学校にしたいと思ったからです。
クラスや部活動で「こうしたらもっと良くなるのに」と思うことがあっても、なかなか声を届けられない人が多いと感じています。
そこで私は、「みんなの声を生徒会へ」 という取り組みをしたいと考えています。
具体的には、毎月アンケートを行い、意見や要望を集めて生徒会で話し合い、学校生活に反映させていきます。
さらに、意見を出してくれた人にしっかり報告を行うことで、「声が届いている」と感じてもらえる仕組みを作ります。
私はこれまで、学級委員としてクラスの意見をまとめる経験をしてきました。
人の話を最後まで聞くことが得意で、みんなが言いやすい雰囲気をつくることを心がけています。この強みを生徒会でも活かしていきたいです。
最後に、私は「生徒全員が主役になれる学校」を目指しています。
そのために全力で取り組みますので、どうぞ応援よろしくお願いします!
私は、1年2組の佐藤健太です。今回、生徒会会長に立候補しました。
私が立候補した理由は、学校行事をもっと盛り上げたいと思ったからです。
入学してから感じたのは、せっかくの行事でも参加する人が限られてしまったり、盛り上がりがもう一歩足りないことです。
全校で一緒に楽しめる行事があれば、もっと学校生活が明るくなるはずだと思いました。
そこで私は、「みんなで作る学校行事」 を提案します。
具体的には、行事の前に全校生徒からアイデアを募集し、企画に取り入れる仕組みをつくります。
また、参加しやすいミニゲームや役割を増やすことで、誰もが楽しめる行事にしていきます。
私はこれまで、クラスのイベント係として出し物の準備や司会を担当した経験があります。
みんなと協力してアイデアをまとめ、楽しい雰囲気をつくることが得意です。
この経験を生徒会でも活かしたいと考えています。
最後に、私は「一人ひとりが主役になれる行事」を目指しています。
全員で盛り上がる学校を一緒に作っていきたいです。どうぞ応援よろしくお願いします!
生徒会選挙・公報を書くときの注意点

ここでは、公報を書くときに特に気をつけたいポイントを紹介します。
ポジティブな表現を心がける
公報は多くの生徒が目にします。
なので、読む人が前向きな気持ちになれるように、ポジティブな言葉を使うことが大切です。
たとえば、
「〇〇ができていないからダメだ」→「〇〇をもっと良くしたい」
と書き換えると、同じ内容でも印象が明るくなります。
前向きな表現は「この人に任せたら楽しそう」と思わせる効果がありますよ。
他の候補者を批判しない
選挙だからといって、他の候補者を悪く言う必要はありません。
むしろ批判的な言葉は読む人を不快にさせ、信頼を失う原因になります。
そのため、「自分の方が優れている」と比較するのではなく、自分の強みや取り組みたいことに集中して書くことが大切です。
公報は「他人を下げる文章」ではなく、「自分をアピールする文章」だと覚えておきましょう。
曖昧な表現ではなく具体的に
「学校を良くしたい」「みんなのために頑張ります」だけでは、読む人にはあまり伝わりません。
なぜなら、気持ちは立派でも、何をどう良くしたいのかが分からないと説得力がないからです。
ですから、「学校を良くしたい」なら、
「休み時間に誰でも参加できるクラス対抗イベントを開く」
「図書室の本の貸し出しを増やす」
など、具体的な取り組みを書くことで「この人の考えは現実的だ」と感じてもらえますよ。
実現可能な公約を示す
大きな夢や理想を語るのは悪いことではありませんが、非現実的な公約は信頼を失う原因になります。
例えば、
「給食を毎日デザート付きにします!」
といった案は、読む人にとっては面白くても「本当にできるのかな?」と疑われてしまいます。
大切なのは、今の学校生活の中で実際にできそうなことを公約にすること。
実現可能なアイデアほど、多くの生徒が「それなら賛成したい」と思ってくれます。
もし、公約が思いつかないようであれば、以下の記事を参考にしてみてください▼
まとめ
生徒会選挙の公報は、ただの自己紹介ではなく「自分の思いと公約をみんなに伝える大切な文章」です。
書くときは次の流れを意識すると分かりやすくまとまります。
- 自分の名前・学年・立候補する役職
- 立候補の理由
- 学校の課題や気づき
- 改善するための公約
- 自己PRや強み
- 最後の呼びかけ・意気込み
例文を参考にしながら、自分の思いや学校をどうしたいかを素直に書けば、読む人にしっかり伝わります。
ぜひあなたらしい公報を書いて、生徒会選挙に挑戦してみてください!
