小学校入学という大きな節目。
このタイミングで「わが子に何か言葉をかけたい」と思う保護者の方も多いのではないでしょうか。
ですがいざ伝えようとすると、
「どんな言葉を選べばいいのか分からない…」
と迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこで本記事では、小学校1年生のお子さんに向けたメッセージの例文を、シーン別にわかりやすくご紹介します。
お子さんにあたたかい言葉を贈るヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
親から小学校1年生の我が子へメッセージを書くときのポイント

ここでは、親から子へのメッセージを考えるときの大切なポイントを3つに分けてご紹介します。
やさしい言葉で伝える
子どもにメッセージを書くときは、できるだけやさしい言葉で伝えてあげることが大切です。
小学校1年生は、まだ知らない言葉もたくさんあります。
なので、子どもがすっと読めて、すぐに意味がわかるような言葉を選んでみましょう。
たとえば、
「誇らしい」→「すごいね」
「努力したね」→「がんばったね」
といったように、ふだん親子で話しているときと同じ言葉で大丈夫です。
子どもの「がんばり」を認める言葉を入れる
毎日学校へ行って、知らないことを学んで、新しい友達とも過ごしている。
小学校1年生って、実はものすごく頑張っています。
だからこそ、そのがんばりに気づいてあげる言葉を、メッセージの中にそっと入れてみてください。
例えば、
「あさ、自分でおきられてすごいね」
「今日もがっこうに行けたね。えらかったよ」
「おべんとう、ぜんぶ食べてくれてうれしかったよ」
こんな感じで、小さなことでも、
- 「ちゃんと見てるよ」
- 「わかってるよ」
と伝えることで、子どもの心はふわっとあたたかくなります。
「ほめよう!」と力を入れなくても大丈夫です。
日々のちいさな一歩を「えらいね」「すごいね」と言ってあげることが、いちばんの応援になります。
応援・愛情を込めた表現を意識する
ちょっぴり元気がない日も、うまくいかなかった日も、
- 「どんなときも応援してるよ」
- 「大丈夫だよ」
という気持ちは、子どもにとってすごく大きな安心になります。
たとえば、
「○○ならきっとできるよ。パパとママはずっと応援してるよ」
「できなくてもいいよ。ママは○○のこと、だいすきだからね」
こんな一言があるだけで、子どもは『失敗しても大丈夫』って思えるようになります。
それは、またがんばるための元気にもつながります。
そして、何より伝えたいのは、「あなたのことが大切だよ」という気持ち。
簡単な言葉でも、そこに親のまごころがこもっていれば、きっと子どもの心に届きます。
親から小学校1年生の我が子へのメッセージ例文【シーン別】

ここでは、小学校1年生の我が子にかけたいメッセージを、シーンごとにご紹介します。
入学祝いのメッセージ例文
入学祝いの場面で使えるメッセージ例文をご紹介します。
○○へ
にゅうがく おめでとう!
きょうから ぴかぴかの いちねんせいだね。
はじめてのことが たくさんあるけど、○○なら だいじょうぶ。
パパとママは、いつでも ○○の ことを おうえんしてるよ!
いっぱい わらって、いっぱい たのしんでね。
○○へ
しょうがっこう にゅうがく、おめでとう!
ランドセルを せおって あるく ○○の すがた、とっても かっこよかったよ。
これから おともだちが ふえたり、あたらしい おべんきょうが はじまったり、
ちょうせんすることが いっぱいだね。
でも ○○は いつも がんばりやさんだから、ママは しんぱいしてないよ。
つかれたときは、いつでも ぎゅーって してあげるからね。
しょうがっこう せいかつ、○○らしく たのしんでね!
○○へ
にゅうがく おめでとう!
○○が しょうがっこうに はいるなんて、パパとママは うれしくて すこし うるうる しちゃうよ。
ちいさな ○○が、こんなに おおきく なったんだね。
これから たくさん たのしいこと、はじめてのことが まってるよ。
こまったことが あっても だいじょうぶ。○○なら、きっと のりこえられるよ。
パパとママは、いつも ○○の いちばんの みかた だからね。
成長・努力を褒めるメッセージ
成長や努力を伝えたい場面で使えるメッセージ例文をご紹介します。
○○へ
さいきん、まいにち じぶんで おきられるようになって すごいね。
1ねんせいに なってから、できることが どんどん ふえて、パパはびっくりしてるよ。
○○が がんばっているの、ちゃんと みてるからね。
これからも ○○のペースで、すこしずつ できることを ふやしていこう!
○○へ
きょうの はっぴょう、すごく じょうずだったよ!
まえは ちょっと はずかしそうに してたけど、きょうの○○は とっても じしんに みえて、ママは とてもうれしかったよ。
たくさん れんしゅうしたの、ちゃんと つたわってきたよ。
がんばったね。ほんとうに えらいね!
○○へ
さいきん、まいにち おべんきょうを がんばっているね。
じぶんから れんしゅうしたり、ドリルを やったり、ほんとうに すごいよ。
すこしずつ できることが ふえてきて、ママは とっても うれしいです。
がんばっている ○○を、これからも ずっと おうえんしているよ!
毎朝の応援・見送りメッセージ
毎朝の送り出しや応援の場面で使えるメッセージ例文をご紹介します。
○○へ
おはよう!きょうも がっこう、がんばってね。
○○がえがおで すごせますように。
まいにち がんばっている ○○を、パパとママは いつもおうえんしてるよ!
○○へ
きょう、ちょっと いきたくないなって おもってるのかな?
だいじょうぶ。○○なら、きっと できるよ。
がっこうから かえってきたら、いっぱい はなそうね。
いつでも ○○の みかただよ。
○○へ
いってらっしゃい!
きょうも ○○が たのしく すごせますように。
なんかあったら、いつでもママに はなしてね。
いつも ○○のことを おもってるよ。
元気がない日の励ましメッセージ
子どもが元気のない日にそっと寄り添える励ましのメッセージ例文をご紹介します。
○○へ
きょうは がっこう、おやすみしたくなったんだね。
そんな日もあるよ。○○のきもち、ちゃんとわかってるよ。
むりしないで、ゆっくりやすもうね。
○○のこと、いつも たいせつにおもってるよ。
○○へ
きょうは なんだか しずかだったね。
がっこうで なにか あったのかな?
はなしたくなったら、いつでも きいてあげるよ。
○○は そのままで じゅうぶん すてきだよ。
○○へ
きょうは ちょっと つかれちゃったかな?
だいじょうぶ。○○のこと、ママは いつも みまもってるよ。
なにも できなくてもいいんだよ。いっしょにいるだけで、うれしいからね。
親から小学1年生の我が子へのメッセージまとめ
今回は、小学校1年生のお子さんに向けたメッセージの例文と書き方をご紹介しました。
小学校1年生のわが子に伝える言葉は、毎日の元気や安心につながる大切なメッセージになります。
やさしい言葉で、がんばりを認めながら、愛情と応援の気持ちをしっかり込めて伝えてみましょう。
シーンに合わせたひとことが、きっと子どもの心に残るはずです。
ぜひ、日々の声かけや手紙の参考にしてみてください。